chitose iida

社会人になって20年弱。学生時代には感じたことのなかった女性差別にまみれながらも乗り越…

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社会人になって20年弱。学生時代には感じたことのなかった女性差別にまみれながらも乗り越え、目の前の仕事に打ち込んできたアラフォーです。独身、子どもはいません。バリキャリではないけれど、誇りを持って働いてきました。これまでといま、そしてこれからへの思いを綴ります。

最近の記事

きょうを生きる友へ④ 不安を見つめる

昨晩、胃の痛みで目がさめた。刺すように痛い。そして、半日以上経った今も胃にしこりを感じる。普段は夜に食べない白米を食べるほかないほど、消化の良い物を求めてしまった。(空腹だと飲めないサプリを摂取しているためどうしてもお腹を満たさなくてはいけないのだ) どうしてこんなことに…!?と痛みに耐えながら思い当たったのはピーナッツだった。仕事をしていた昨晩、口寂しくて、気づいたら一袋明けていた。ピーナッツ、胃が痛い、で検索したら、食物繊維が豊富らしいことがわかった。苦笑いするほかなか

    • きょうを生きる友へ③ 不惑は何処

      気が付けば4月も3分の2が過ぎていた。例年になく桜が早く咲いて散ってしまったので、目に映る景色はもはや初夏ともいえ、まだ4月なのか、という気持ちがないわけでもない。4月が終われば、2021年は3分の1が終わってしまう。 年齢を重ねるごとに、時の流れが早く感じるようになった。等しく時間が流れているはずなのにどうしてそう思うのか。こんなふうに考えたことがある。 例えば、私は39歳だから、今過ごしている1年は、39分の1になる。8歳の子どもなら8分の1。濃度の違いははおよそ5倍

      • きょうを生きる友へ② 女子力の呪縛を超えて

        けさ鏡を見ていたら、頬のシミが増えていた。もともとポイントメイクのみでファンデーションは塗らない。日焼け止めだけだったから、身から出たサビかもしれないけれど、ショックだった。 最近は白髪も増えた。30代前半のとき、白髪が生えはじめた友だちが毎月美容院にいって髪をケアする姿を「大変そうだな~」と思って聞いていただけに、それが自分の身に起こるとは、分かっていたけれど、理解していなかった。分かることと、理解することとは、全く別物だ。 外見に対して、どうしてこんなに深刻になるのか

        • きょうを生きる友へ① 意識に染み付いていた男女差別

          はじめに  大学を出て働き始めて20年弱。学生時代には感じたことのなかった女性差別に有形無形にあいながら、目の前の仕事に打ち込んできたら39歳になっていました。アラフォー、独身、子どもなし。バリキャリとは言えないけれど、誇りを持って働いてきました。  フェミニズムに関心が高まる今、自分の半生を振り返ることが記録にもなるかな~と思い、エンタメ小説のような、コラムのようなものを書いてみようと一念発起しました。  私の人生は私のもの。そして、これを読むあなたの人生もあなたのも

        きょうを生きる友へ④ 不安を見つめる

          きょうを生きる友へ

           大学を出て働き始めて20年弱。学生時代に感じたことのなかった女性差別に有形無形にあいながら目の前の仕事に打ち込んできたら39歳になっていました。アラフォー、独身、子どもなし。バリキャリとは言えない会社員です。  フェミニズムに関心が高まる今、自分の半生を振り返ることが記録にもなるかな~と思い、エンタメ小説のような、コラムのようなものを書いてみようと一念発起しました。  私の人生は私のもの。そして、これを読むあなたの人生もあなたのものです。それぞれの場所で懸命に生きる友へ

          きょうを生きる友へ