見出し画像

自殺という欺瞞

「欺瞞(ぎまん)」とは、「人をあざむくこと、だますこと」。 ひとつずつ文字の意味を読み解いていくと、「欺」は訓読みで「欺く(あざむく)」と読み、「相手をだますこと」。 詐欺という熟語にも使われている漢字です。

最近は、「自殺」というインパクトの強い言葉より、「自死」というソフトタッチの表現が増えてきましたが、ここでは自ら自分の命を絶つことは決して認められるものではないという事を、強調するためにこの言葉を使います!

ご自身の家族や周囲、仕事場などで自殺者が出た場合、かなりの長期に渡って苦しまれる事だと思います。

ですが、これが周囲に罪悪感をもたらすトリックの場合には、それに気付いた途端にあっけなくその罪悪感「助けてあげられなかった(泣)」などの呪縛から卒業出来ます.。

世の中で恨みを晴らしたく生まれてくるという、逆恨みはあります。
「無差別殺人」などが典型的な例ですが、犯人は分かりやすいですね。逆恨みの動機を隠しません。

ところがトリックを使って逆恨みや自分のやましさを「正当化」する魂はあります。

トリックとは、企みや騙す手段の事です。

先ほど例に出した「無差別殺人」のように、分かりやすいパターンではなく、それは密かに行われます。

自殺して周囲に迷惑かけることで波紋を起こす、周囲の人間の人生に影を落とす、それが目的で、転生してくる魂もあるのは驚きですが。

前回、三島由紀夫の抗議の割腹自殺について書きましたが、三島由紀夫の場合はたくさんの著作を遺して家族が経済的に困ることはなかった。
この辺は、インテリジェンスのなせる技で、同じ死ぬにしても知性は磨いておくに越したことはないのでしょうが。

今日は、一般的な知性のかけらもない人間が、ただただ世の中を恨んで死んでいっただけの現実にあった話について書きます。

その前におさえておきたいポイントは、自殺者=精神病者だという事を念頭において置かなければなりません。私達はついつい自分達と同じように考えてしまいがちですが、そもそも正常な判断能力があれば自殺などしないのです。

彼女は、彼女の母親ど実兄との間に生まれました。兄妹間での妊娠にも関わらす、兄妹の母親は産むように言い、近くの同和地区から結婚相手を探し出し、たくさんの結納金を払って結婚させました。彼女は、幼少期から父親に犯され続けました。母親は育児放棄で男漁りばかりしていました。父親は順調に出世して誰もが知っている大手企業の社長になりました。
そんな家庭環境から逃げたくて結婚した相手は、かなり年上でありモラハラ夫でした。 モラハラ夫の特徴としては、①自己中心的であること、②妻を支配しようとすること、③外面が良いことなどでした。
そして、妊娠、出産した長男は父親との子供。
モラハラ夫は、彼女の母親と関係を持つなど、完全に逸脱した環境でした。

そんな中、一度目の自殺未遂。練炭によるものでした。それから、数年頑張って生きましたが彼女は縊死(首吊り)しました。

これだけ話を聞くと自殺したくなるよなと思われるかもしれませんが、実は裏があったのです。やむにやまれないような状況だと思わせておいて、私や私の周囲に迷惑をかけて死んでいきました。

生前、あちこちでお金を集め商売をしていましたが、共同経営者と揉めて死にました。残された売掛金の後始末を私に依頼しているとメールに書いてお客さんに送信していました。

私は、彼女の仕事に対するアドバイスを行っている立場でした。

しばらくの間は処理に追われていましたが、時間が経つにつれ、怒りがこみ上げてきました。全然、可哀想でもなんでもない、迷惑をかけられ憤っていました。

私は、彼女から迷惑をかけられる理由を知ろうと思いました。「傷ついた遺伝子の痕跡」をたどることにしました。

彼女が縊死したと刑事がやって来た場面から始まり、手順に従い想起することを繰り返すうちに中世のロシアに時間は戻って行きます。
私は生後間もない赤ん坊で大きな穴から地下に投げ捨てられました。地下に投げ捨てられた時に右側の鎖骨を骨折しました。私は、激しく泣きやがて死に絶えました。私を捨てた母親こそが縊死した女性でした。その事に気がついてすべての出来事に合点がいきました。

その時代の彼女は、兄妹と共に幼い頃に親に捨てられました。最初は、兄が幼い妹に売春させることで食いつないでいました。そのうち、近親相姦で産まれた子供を人身売買をすることによって生計を立てるようになります。
が、いつの頃からか良心が芽生えた兄は今の生活に嫌気がさして出奔してしまいました。一人になった彼女は、兄との間の子供である私を育てることも出来ず、売りに出す事も出来ずに私を穴の中に投げ入れました。
兄に依存して生きてきた、その兄がいなくなり、彼女は死を選択したので、私は不要になりました。
彼女が人生の前半で受けてきた「逸脱の性」は、過去世を思い起こさせる布石でもありました。

今世、その時の兄は私の夫として、私は彼女の経営アドバイザーとして出会いました。そして、自分を捨てた兄と一緒に二人は会社を立ち上げる事になります。前世の遺恨があるなんて知るよしもない私は、会社の発展のために仕事を手伝っていましたが、常に二人は争い罵り合っていました。

そして、数年後、夫は失踪。彼女は2ヶ月後に首を吊って自殺してしまいました。

二人共に私に罪悪感があり、その罪悪感を正当化するために、私のアドバイスを聞かず商売は上手くいきませんでした。

そして最後まで自分を正当化するために、私に責任を押し付けて去って行きました。

「死人に口なし。」だった前世。赤ちゃんですから(笑)その時の無念の死の背景を知るために、大人になり、二人と出会ったのです。
今世では「性の逸脱」が、多くの人の人生を破壊していくということ、それは矯正されない限り、人は堕ちていくという事を目の当たりにしていたことに気づきました。

死ななければならない、いなくならなければならない位、人は本当の罪について知っています。

そしてその解決は、「理性」によって可能となります。
今、日本は非常に倒錯的な方向に流れていっています。
「性の問題は根深い」そして最後は破綻に向かいます💢
美しくありましょう!














この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?