見出し画像

聲の形

小学校に耳の聴こえない少女が転校してきたことによる波乱が、高校生になっての再会の中で更にどう波瀾を呼んでいくかについての物語です。

非常に繊細な心理描写の展開が見事です。人間関係の機微の描き方が半端じゃない。

耳の聴こえない少女の声優さんの演技が凄くて、実はそのことから生じる行き違い(聴き違い)が重要な展開を生むのですが、それは実際に映画を観てその機微にお触れになるのかいいかと思います。このへん、原作ではどう描かれていたのかまでは確認していません。

・・・これ以上、あまり具体的な内容の紹介とか評論はしたくないなあ。

「猛烈に」いい作品です。

ともかく観てよ・・・としか言えない。

ご覧になった方のためにひとことだけ感想を述べれば、私にとっては、植野の立ち位置が一番興味部深かった。

私なりの憶測で言えば、植野はずっと石田のことが好きだったんだろうな。


「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」と同じ、京都アニメーションの映画。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?