子どもの専門家はだあれ?
保護者は、お子さんの専門家で間違いないと感じています。
好きな食べ物、嫌いな食べ物
毎日の生活リズムや、好きな遊び、嫌いな音。
保護者なんだから当たり前 と言われそうだけど、当たり前かどうかはさておき、
子どもの一番の専門家は保護者
で間違いない(二度目)
私がそう思えるようになってきたのは、この本の影響がある。
ちょっと読み応えのある本なんですけども。
私の中では、初心に帰れる本でして。
専門家は自閉症のことをよく知っているかもしれないが、自分の子どもについて最もよく知る専門家は親である
〈中略〉
専門家は視点、資源、経験、洞察を提供することができるが、それは注意深い親の見方に取って代わったり、勝ったりしない。
とあるんですよ。本当にその通りだなと思う。、
目が合わない、言葉が出ない、要求しない
保健師が聞き取りをすると、保護者は細かく伝えてくれる。
ただ、保護者は必ずしも、それがいわゆる“発達特性”であると認識してるわけじゃない。
私たちは、そこに新たな視点や解釈を提供する役割なんですよね。
(保護者にとってつらい場合が多いけど…)
保健師や保育士さんには、共感してもらえると思いますが、
我々、どーーーしても、説得したくなるんですよ。
あなたのお子さんはね、発達の特性があってね…
保護者に受け入れてもらおうと、受容を強要しがち。
私はそれで何度も失敗してるし、たぶん一部の保護者から恨まれてる…。
そういう上手くいかないとき、この本を読んで反省するようにしてます。
保護者へのリスペクトはあったのか?
その子の一番の専門家である保護者の訴えを、信用していたか?
本来、受容なんて、他人から強要されてするもんじゃないしねー
(そもそも、すごく支援者本意な言葉だわ)
専門家として、保護者から信頼されるには、
まずこちらが保護者を信頼して、リスペクトしないとですね。
日々、反省!