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社会人学生の敵

社会人学生にとって最大の敵が、「仕事」と「体調不良」です。

もちろん、この他にも、「家庭」や「時間」や「お金」などなど、学業に負荷をかける存在はたくさんあるのですが、特に大きいのが「仕事」と「体調不良」だと感じています。


まず、「仕事」です。社会人学生になってでも学業に励みたいという皆さんですから、きっと仕事にも一生懸命な人は多いと思います。いくら学業があるからといって、手を抜くことはなるべくしたくないでしょう。また、仕事をセーブすることも極力避けたいという方が多いのではないでしょうか。

それでも、一日全力で仕事をして帰ったら、学業に力を傾ける余裕はほとんど残っていないでしょう。私がこれまで出会ってきた社会人学生の方で、気力体力ともに余裕を持って学ばれている方はいませんでした。皆さん、自分自身にちょっと無理をしながら、学ばれていました。


次に、「体調不良」です。人間だれしも、体調が良くないときはあります。そんなときには、仕事はおろか、日常生活を送るのもおっくうになりますし、もどかしい思いをするものです。

そんな状態で、科目試験が迫っていたり、レポートの提出日が近づいていたりしたときに、焦る気持ちはよくわかります。

体調は、コントロールできるものではありません。なるべくの予防策は打てても、完全にコントロールすることはできません。社会人大学生にとって、この「体調不良」は大きな課題となるはずです。

また、通信制大学を選んだ方の中には、体調のことを考えて通学制を選ばなかった方も多いと思います。通信制だからといって、体調に左右されないわけではないでしょう。通信制の学びにも、ちゃんと負担は生じます。


こういったさまざまなものとうまく折り合いをつけながら学んでいくことも、大学で学ぶ上での本当に難しい部分だと思います。



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