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ボードゲームのすすめ。おすすめ5選!byボードゲーム部

知窓学舎もゴールデンウィークが水曜日から始まりました。
テレビやインターネットでは以前に増して「おうちで過ごそう」「ステイホーム」「外出自粛」という言葉と頻繁に出会うようになりましたね。

「わかってる!!家におる!!とはいえ!!!もうネタは尽きた!!!」とお困りのみなさま(保護者のみならず、小・中学生・高校生も)必見です!

知窓学舎のボードゲーム部より、塾生目線でおすすめゲームをこちらで紹介します。

まずはボードゲーム部の紹介から!(そんなのいいから早くボードゲームを!という方、申し訳ございません、今しばらくお付き合いくださいませ)

知窓学舎には小学生から高校生までが一緒に本気で遊ぶ文化が、開校以来存在していました。塾生たちが楽しんでプレイすることはもちろん「これってさー、これこれこういう力がつくよね」「小学生に負けたので算数やりなおします(高校生)」などなど、塾生たちは日々遊びを学ぶことに勝手に転換をし始めました。
すると、どうなるか。
こうなります。
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> 保有ボードゲームめっちゃ増える <
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↑わかりにくいですが、前田先生の後の棚(一番上)は全部ボードゲームです

塾生たちが喜び勝手に成長していく姿を見て、矢萩塾長が「こんなん用意してみた」「こんなんどう?」と言って、めちゃくちゃ調達してくるようになったんですね(主に財源はポケットマネー!矢萩家の家計!!笑)

さることながら、私もうっかり「おおおお!これは楽しい!」と、ボードゲーム沼にハマり、授業の合間や休日に塾生や講師と遊ぶようになりました。そうして、どんどん増えていくこの膨大なボードゲーム(現状100個程度)の整理と「教育的意義を実戦の上で塾生目線で考える会」として発足したのが『知窓学舎ボードゲーム部』です。

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↑発足時(当時は65個)、部長と一緒に一つずつ一覧にまとめました。

主に中高生がゆる〜く集まり、空いている教室で授業中かと思うくらい真剣に取り組んでいます(笑)
何がすごいって、ボードゲームによってはルールを把握すること事態がとてつもなく難しいんです。誤訳もそもそも間違っていることも割とあります。「いや、これ日本語で何かいてるかわからないw」という洋物も英語と比較してちゃんと把握して勝手にやってるんですね。

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↑プレイしたら、評価をして活動記録を残します。


そんな素晴らしい営みも、現在は私が産休・育休に入って活動が活発ではなくなってしまった上に重ねて、新型コロナウイルスの影響で休止中。

今回「ブログで紹介したいねんけど、どない?」と聞くと、熱量の高いメッセージが即返ってきました。そんな、アツい知窓学舎のボードゲーム部おすすめのゲームをこっそり紹介させていただきます。
*プレイ人数は書きますが、対象年齢はあえて書きません(個人差が大きいため)。

■知窓学舎ボードゲーム部おすすめのアナログゲーム5選!!

00.『ガイスター』
01.『Dixit』
02.『Splendor/宝石の煌めき
03.『Dobble』
04.『枯山水』
05.『Marrakesh/マラケシュ』


00.『ガイスター』知窓学舎伝説のボードゲーム
アレックスランドルフ氏作のルールがとても簡単で、大人から子どもまで「本気で」たのしめる作品!知窓学舎では3個あり、ガイスター大会が開催されるほど、大人気!
プレイ人数は2人ですが、所要時間は5~10分程度なので、トーナメント戦で何人でも楽しめます。

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01.『Dixit』知窓学舎古参のコミュニケーション系ゲーム
親がカードにタイトルをつけて、子はそのタイトルにあったカードを出す。そして見えないようにシャッフルし、「どれが親のカードかを当てる」ゲームです。「え、パパってそんなロマンティストやったんや」「おお、君はそんな壮大なことを考えるのか」等々、ご家族間で知らなかった一面を垣間見ることができること間違いなし。かわいいカードは大喜利にも使えます(笑) プレイ人数は3~6人。おすすめは4人以上!

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02.『Splendor/宝石の煌めき』中高生から圧倒的支持を誇る!
時代はルネッサンス。プレイヤーは商人となり、宝石集めを競うゲームです。なんといっても、トークンやカードが豪華!手元に宝石トークンを保有する感覚がたまらない。部員は「スプレンダーやりたい……!」「私も激推し」「だいぶ好き」と、多くを語らずただただスプレンダーロスを訴えています(笑)プレイ人数は2人〜4人

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03.『Dobble』ルールは簡単!観察眼と瞬発力が問われるパーティゲーム!
「最近、物忘れがひどくなった……特に、探し物が全然見つからない」とお困りのみなさま!ドブルで鍛えましょう!プレイ人数は2~8人、大家族対応です!

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04.『枯山水』勝ったのに「一人で納得いくまでやろうかな」と思ってしまう庭づくりゲーム
山田空太氏作の、禅僧となって美しく洗練された庭園を造ることが目的のゲーム。競って庭づくりをしているうちに「こんなもんじゃ納得いかない!!!」と、ゲームで勝利しても1人でついつい粘って作品を仕上げたくなる……そんなゲームです。プレイ人数は2~4人

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05.『Marrakesh/マラケシュ』異国情緒溢れるゲーム
プレイヤーはマラケシュの絨毯商人になり、場にたくさんの絨毯を広げることが目的です。他人の絨毯を踏むと通行料(ディルハム)がとられます…。
お出かけも旅行もできない今、机の上に外国の風が吹くこと間違いなし!絨毯の手触りや、アッサムの絶妙な顔をはじめ、ディテールにこだわりが見えるゲームです。プレイ人数は2人〜4人

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以上、知窓学舎ボードゲーム部おすすめの5選(+伝説)でした!

他にも、Line4・ラブレター・アルゴ・花火・ブロックス等々名前があがりましたし、もっと重量感のあるゲームもたくさんあります。
noteでスキ♡がたくさん集まったり、反響がよければ第二弾を書きたいと思います!

ボードゲームをはじめアナログなゲームは、プレイヤーがゲームをこなすだけではなく、自ら世界観に浸りルールを理解する必要があります。一般的なデジタルなゲームに比べ、てまひまがかかりますが、裏返すとルールを調整することが可能です。
「10歳の対象年齢のゲームをどうやったら7歳の子もできるだろうか」と考えたり「8人までのゲームだけど一番ゲームバランスがいいのは何人だろう」とゲームの設計について話してみたり、「家族みんなでゲームする時間をとるためにどう過ごしたらいいかな?」と時間の使い方をご家族で話してみる機会にもなると思います。
また、矢萩塾長が所属している学会で『「アンプラグド・ゲーミフィケーション」の教育活用に関する考察 ルール作成力、調整力育成の意義と方法』という論文を公開しています。ご興味ございましたらこちらよりご一読ください。

「ドリル疲れた」「課題が終わらない」というお子さんの声も、
「勉強しなさいと言うのに疲れた」「やらないよりマシだからさせてるけど、どうなのかしら」「家事が終わらない」という保護者の声も、聞こえるようになってきました。
本当に毎日、大変だとおもいます。生きてるだけで精一杯。
ここら辺で一度手を止めて、真剣に「遊んで」みてはいかがでしょうか。

文:知窓学舎 教室コーディネーター 矢萩こゆき


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