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CHISO-馳走-のサスティナブルな取り組み#パッケージ編

こんにちは。こんばんは。
今日は今まできちんと語る事のなかったCHISO-馳走-のサスティナブルな活動の一端をお話します。

まずはサスティナブルという言葉が最近は様々な場所や企業が発信するようになりましたが、それはもともと国連で採択されたみんなで2030年までに達成しよう!という世界のみんなで頑張る共通目標のようなものから来ています。昔中学、高校生くらいの時には良く学期毎に書かされたりしましたよね。「一学期の目標」とか。
それがいわゆるSDGsというやつで持続可能な開発目標と言います。詳しくは外務省のページを


このSDGsのSがsustainableのSで持続可能なということです。
CHISO-馳走-もそんなことしていたの?と思われるかも知れませんがやっていたんです。

今日はまず包装の部分を

発売中のTHE ONEのパッケージ

これが今販売しているパッケージになるんですが、見ての通り真空パウチパックです。
ここに行き着くまでにいろんな試行錯誤をしました。

アメリカの冷凍スムージーブランド「デイリーハーベスト」

こちらは僕らが冷凍スムージーを作るきっかけになったアメリカのスムージー冷凍ブランド。直接は手に取れませんでしたが、日本でも同じような冷凍スムージーを販売する会社のモノを何社も取り寄せ、包装紙や梱包方法、パッケージの研究をしました。

石灰石が原料のライメックス

まず試したのがライメックス

世界中に無尽蔵にあると言われる石灰石を原料とした素材で、紙やプラスチックの代替として注目を集めていて、今はヤマダ電機の買い物袋など多くの企業でも採用されています。

他社はほとんどが紙パックを採用していたため、環境に即したブランドとしての差別化を図るためにはもってこいでしたが使うのをやめました。

その理由は家庭での冷凍庫問題です。
忙しい主婦や子供のいる家庭はただでさえ冷凍するものが多かったり、冷凍食品のストックで冷凍庫がいっぱい!
つまり、こんな大きなカップ(しかもデットスペースだらけ)のスムージーを入れる場所がない!ということに気付きました。

そうなると、選べるのは真空パックの一択のみ!

パウチにはカップ以上に空気に触れる時間が短いため冷凍してもなお栄養素を破壊することなく長期間保存することが可能になるメリットもあります。これは
冷凍食品は健康に悪い!
冷凍を使っているなんて手抜き主婦だ!
なんていうような一昔前のイメージを払拭できるものです。
しかも場所も取らず、簡単にすぐに調理出来る。

そうした理由でパウチを選び真空パックすることになり、アルミパウチとプラスチックの透明パックのどちらかを選ぶようになりました。

余計なプラスチックは出したくない!

そういう思いでアルミを選ぶことも考えましたが、私たちの商品が買ってくれた人の手に渡った時のことを考えました。すると、初めて手にした時に周りが白く中身が見えないものよりも、中の具材がひと目で分かり目でも楽しんでいただいて更に、余計なモノを入れず安心安全を感じてもらえる要素としても透明であった方がいいんじゃないか。という判断をしました。

そうして出来上がったのが僕ら自慢の初めての商品となりました。

ただし、さっきの余計なプラスチックを出さない!という課題を、このパッケージを使うことにより、他の部分で達成できないか?という次の課題も生まれたのでした。


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