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コロナ隔離生活 in LA。1ヶ月目に切れた、緊張の糸からの一念発起。

コロナウイルスの感染拡大を防止するための自主隔離生活を始めて早1カ月が経ちました。私が暮らすロサンゼルス郡が正式に外出禁止令を出したのは3月19日で、娘の幼稚園は3月16日から休校になりました。

夫が勤める大学も同時期に1週間の臨時休校し、オンラインラーニングに切り替える準備がされました。アートやデザイン系の大学なので、実技の授業で使うソフトウェアに耐えられるコンピューターを持っていない教員や生徒へ貸し出し、オンライン授業の提供の仕方、ルールについての講習などを受け、早々に仕組みづくりをしたようです。

自主隔離開始当時、カリフォルニア州の知事の発表では、今後8週間で州民の約半数の人が感染すると言われていました。1週間前に友人がシェアしてくれたLA Timesの記事によると、このまま隔離を続けた場合でも8月1日までにロサンゼルス郡の29.8%の人が感染、もし現時点で隔離を解除した場合には、ほぼ全員が感染する可能性が高いそう。その試算を踏まえ、ロサンゼルス郡は夏いっぱい隔離要請が続くだろうとの内容でした。

粛々と隔離生活をしていても、日々感染は広がりつづけていて、終わりの見えない隔離生活に不安は募るばかりです。数日前、張り詰めていた心が耐えきれなくなったかのように、原因不明のめまいと頭痛、吐き気に襲われました。家族に家事も育児も丸投げし、15時間くらいぶっ続けで寝たら、拍子抜けするほどに元気になりました。心と体のバランスが崩れていたんだろうと思います。

昨年3月に産休に入ったまま編集の仕事からも遠ざかっていたので、頭と気持ちのを整理するためにも、一生に一度しか体験しないであろうロサンゼルスでの隔離生活の様子、子どもたちとの日々などをここに記していこうと思います。

写真:私が寝込んだときに、娘が書いてくれた手紙。「まま、だいじょうぶ?」と書いたそうです。

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