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漫画の感想

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第七女子会彷徨(感想)_コメディと、シリアスなSF世界のバランスが美しい

「第七女子会彷徨」は2008〜2016年の期間、「月刊COMICリュウ」で連載されていた漫画で全10巻、著者はつばな。 女子高生の二人の日常を中心としたコメディで、ツッコミ役の金やんと、のほほんとした朴訥な笑顔で、はた迷惑な事態を引き起こすボケ役の高木さんのとぼけたやりとりに妙味がある作品。 以下はネタバレを含む感想などを。 便利道具の登場と、様々な伏線 第1話『目覚まし君太郎』の冒頭から、おでこに貼るとタイマー設定した時間にスッキリと目覚めることの出来る装置が登場。その後