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<なぜ美を気にかけるのか?>

<なぜ美を気にかけるのか?>
 外食のメニューを選ぶときにものすごい時間をかける。期間限定、地元産などの物語性、栄養素のバランス、それらに見合う価格を考慮して選ぶ。ある種の自分の中の美学に沿わせて食べるものを選ぶのだ。
 本や映画、音楽を鑑賞する時にも「真に美的なもの」と「ただの娯楽」を見分けようとする。ただし、これはよく指摘されるように区別することを試みが複雑である。時代により急速に変化し続けるためだ。これは私がここ3年ほど考え続けてきた、好きなものを好きと言いたい、という欲求にも繋がっているようだ。韓国ドラマが好きとは言えないが、映画鑑賞が趣味だとは言えるような。だがこれも、時代はもちろん、所属するコミュニティの美学、価値観にも依存するはずだ。
今日はここまで。20231017
|なぜ美を気にかけるのか 感性的生活からの哲学入門 勁草書房

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