私の青春時代

2012年、私は勤めていた職場を僅か一年で退職し、非常勤で公共施設の職員として働きながら通信制大学に通うことになった。締切ギリギリの日に入学願書を提出し、合格し、私は再び学生として学ぶことになった。

びっくりしたのは、教科書の量。資格取得のために、入学を決めたのだが、段ボールがぱんぱんになるまで教科書が詰め込まれ、その間にレポート用紙が詰め込まれていた。大量の教科書を目にし、果たして私はちゃんと単位が取得出来るのか不安になったものだ。とりあえず出来そうなレポートから手を付けることにした。平日は非常勤として働き、土日は全てレポート作成に捧げる。そして、スクーリングという大学に通う授業があるのだが、それに出席し、テストを受けて単位を着実に取得していった。

凄い楽しかったのが、夏のスクーリングと秋のスクーリング。夏のスクーリングでは体育や美術、あと数学などの必修科目を受講していたのだけれども、そこでハワイ出身の受講生と出会いお話ししました。もちろん日本語で。世界中の人もこのキャンパスに集っていて、年齢や性別を問わずお友達になりました。面白かったのは私の母とほぼ同年代の御婦人がいらっしゃり、キャンパス内で恋のキューピッドとしていろんな人を、くっつけまくっていたこと。爆笑しました。あとはいい感じの雰囲気で話している友達をひゅーひゅーってからかったりと、たくさんの男女問わずの出会いが広がっていて新鮮でした。

秋スクーリングの音楽の授業では関西出身の管弦楽団所属のヴァイオリン弾く超イケメンと出会い、衝撃を受けました（笑）音楽出来る！イケメン！優しい！リアル天沢聖司じゃん…めちゃくちゃ私のタイプなんですけど！と、胸がときめいたのを覚えています。意識しすぎていて、全然おしゃべりができなくて、友達はイケメンとメールアドレスの交換してるのに、私は一切出来ませんでした。いや、もっと頑張りなよ（笑）みんなと一緒に帰り、イケメンと別れましたが、イケメンのことが忘れられず友達づたいにメールアドレスを聞き出し、連絡をしました！そしたらどうなったと思いますか？ふふ、あのね…

一切メールの返信返ってこなかったんですけど！！！！（笑）

めちゃくちゃ勇気出して連絡したけど、一切返信なし。無視されました。いやでもさ、彼女の有無を聞かなかったのだけど多分イケメンには彼女いたよね！？（泣）これをきっかけに私はイケメンとの縁は限りなく薄いのだと悟りました。今はどこで何をしているかわからないけど幸せにいて欲しいな。

レポートはおそらく100本近くは書きましたね。人生の中でめちゃくちゃレポートかいたし、テストに向けて勉強も頑張りましたし、資格取得のためにめちゃくちゃ勉強しました。そして、資格取得し、なんとか大学での学びを終えました。最初は単位取れるのかハラハラしてたけど、やってみないとわかりませんね。卒業式の日は仲間と居酒屋に飲みに行き、カラオケを楽しみました。いろんな人がいて楽しかったし、濃い2年間だったな…と感じています。

資格取得して、私は晴れて教員として働き始めたのですが、資格取得するまでがめちゃくちゃ楽しかったのです。やっぱりね、夢に挑戦してる時がめちゃくちゃ楽しい。どうなるかわからない不安の中でも、ちゃんと希望の光がある。今は病気になってしまって、思うように働けなくなっちゃったけど、ちゃんと次のステージの人生は用意されているので、淡々と生きましょ！