2021年、脱サラしてシンガーソングライターになりました。
はじめまして！
chise / チセ といいます。
謎のハードルを上げ続け、なかなか筆を取ることができなかったnote、始めてみました（震
自己紹介
chise / チセ
- 1991年6月12日生まれ。
東京で生まれ、幼少期は福島県郡山市の田んぼの真ん中でトンボやらカエルやらを追いかけながら育つ。中学卒業と共に上京。
慶應湘南藤沢高校→慶應大学商学部卒業。
- 2014年にサイバーエージェントに入社。
インターネット広告、メディアの広告商品開発やサービス運営、インフルエンサーマーケティング、などを担当。
- 2020年11月に退職し、現在「chise」という名前でシンガーソングライターとしてギター弾き語りで都内のライブハウスを中心に活動中。尊敬するアーティストは石崎ひゅーい。
- また2021年より、フリーランスのWebデザイナーとしても活動中。
今どんなことをしているか
①シンガーソングライター
6年半ほど会社員として勤めたのち退職し、現在「chise」という名前で都内のライブハウスやカフェで弾き語りで歌っています。曲を作って歌う、いわゆるシンガーソングライターです。
今となってはアコースティックギターで曲作りをしてるんですが、もともと楽器はまったく弾けませんでした。
作曲するために何か楽器できるようになりたい！と思い本格的にギターを始めたのは2020年から。なんでもそうですが、始めたばかりの時は本当にへったくそすぎて何度も心が折れました。（笑）
え、世の中のミュージシャンの皆さん本当にすごくない？？？と尊敬が止まらない。まじで指は痛いし皮は剥けるし、下手すぎて萎えるし、ましてやギター弾きながら歌うなんて全然無理でした。爆（よく会社辞めたな）
ギター初心者あるある、ボロボロの指先（汚くて大変申し訳ございません）
ギター始めたばかりの地獄みたいな演奏動画はまたいつか載せます😂笑
リアルに何度か挫折しかけたんですが、1年ぐらい続けてようやくそれなりに弾けるようになってきて、今年の春ぐらいから少しずつ曲を作り始め、オリジナルも10曲ほどに増えました。
そんな感じで、日々模索しながら曲作りやライブ活動に勤しんでいます。曲作りが本当に楽しい。最近はライブに出演するようになり、お客さんの反応を見られるようになってきてより作曲が楽しくなってきました！
②フリーランスのWebデザイナー
また今後もやりたいことを続けていくために、今年からWebデザインを学び、フリーランスでWeb制作のお仕事を始めました。
【ざっくりお仕事内容】
◾︎ デザイン制作
ロゴ・名刺・パンフレット・チラシ・ポスター・ショップカード・結婚式ペーパーアイテム等
◾︎Web制作
バナー・ホームページ・ランディングページ等
ありがたいことに8月から少しずつお仕事を頂けるようになり、現在個人事業主様のホームページ制作や、バナー制作、結婚式のペーパーアイテム制作などを担当させて頂いています。
もともとはゴリゴリのインターネットの会社にいたのですが、デザインやプログラミングに関しては完全未経験からのスタートでした。
PhotoShopやIllustratorも使えなければ、HTML？CSS？コードってどうやって書くの？？はにゃ？？？という状態からスタートしたのですが笑、SHElikesやUdemyを利用して少しずつスキルを習得してます。
まだこちらも駆け出しですが、どんどん実績を作っていきたいと思ってます！
気になる方がいればぜひご相談ください✨
29歳で会社を辞めてシンガーソングライターに転身
そんなこんなで、今はシンガーソングライター＆フリーランスとして二軸で生きていこうとしているわけですが、
去年の夏、勤めていた会社の方々に「音楽やりたいので会社辞めます」と伝えたところ、みんなそろって目を丸くして「え、マジ！？今から歌手になるの？？？」と驚きました。
そりゃびっくりするよなあ、と思います。笑
中には「今から夢を追うなんてかっこいい！」とか「シンガーとして独立したの、すごいね」と言っていただけることもあって大変ありがたかったんですが、当時はちょっと自分に違和感を感じてました。
なぜなら「夢を諦めきれなくて我が道を進みました」と自らを語るにはおこがましすぎると思っていたから。どちらかというと「やらなかった後悔」を回収したかったという表現が合ってる気がします。
だって会社に入ってから音楽活動ほぼしてないし、人前で歌う機会といえば忘年会やカラオケで酔っ払ってモノマネ芸を披露するか(たのしい)、友達の結婚式の余興(たのしい)のみ。
楽器もたいして弾けなければ、ずっと一緒に活動してきたミュージシャンの仲間もいない。
武器もない、経験値もない、仲間もいない
という詰みな状況でした。ルフィなの？（笑）
もしくはだいぶ弱めのピカチュウだけ連れたサトシが、マサラタウンの自宅からとりあえず外に出てみた、みたいなイメージです。（ほんとよく辞めたな・・笑）
(※追記: ↑あくまで一緒に活動する仲間という意味です。応援してくれた方や相談に乗ってくれた方はたくさんいました。大感謝…🥲🙏)
以下からは、どのような背景でその決断に至ったのか、振り返りも兼ねて書いてみました。
だいぶ長いですが、ご興味のある方は最後までお読み頂けると嬉しいです！笑
本能のままに生きてた幼少期
幼少期は本能のままに生きてて、音楽が好きで、歌うことが好きで、小説書いたり絵を描いたり、モノマネや一発芸（？）を披露して人を笑わせたり、とにかく自由に表現することが大好きな子供でした。
特に家族や友達から歌を褒めてもらえたことが嬉しくて、歌うことがもっと好きになりました。
浜崎あゆみやモー娘。、宇多田ヒカルなど、テレビに映る往年の歌姫たちに憧れ、目を輝かせながら追っかけて、MD（ミニディスクw）を持ち歩いては擦り切れるほど聴いていました。
純粋に、人を楽しませられる存在って素敵だなぁと思い、当時は「歌手になりたい」と本気で思ってました。
上京して大海を知る、そしてめちゃくちゃひよる
高校入学と共に上京し、世の中には自分よりも圧倒的に歌が上手い人も、才能がある人もわんさかいると早い段階で知りました。
思えばこの時、すでにひよってたんだと思います。田舎から東京に出てきたばかりのわたしは、わりと早々に諦めました。
こんなことを言うのは恥ずかしいですが、高校生ながらに可能性がないと思い知らされて傷つくのが怖かったんだろうな、と思います。小さい頃はあんなに本能に従って生きていたのに、成長するにつれてどんどんビビりになっていました。
そのとき新たにダンスの楽しさを知り、のめり込むようにずっと踊ってました。「表現する」という分野で他に自分が楽しめる場所を見つけたという感じです。
大学生になってからもダンスを続けつつ、音楽サークルでも活動したり、企画ライブに出てみたり、音楽への関わりは絶やさないようにしていました。
そんな中で大学3年の頃、半年間ほどある芸能事務所のシンガーソングライター養成所に通っていた時期がありました。まだ自分に可能性があるならチャレンジしてみようとオーディションを受けたところ、合格。歌唱や作曲、ステージングなどを学び、最終的にデビューを目指すというものでした。なんだかんだでまだ未練があったんだと思います。
もちろんその養成所にいるのは本気で芸能界やアーティストを目指す方々ばかり。入ったはいいものの、大学生活と並行して通う中でどこか今後の不安を感じながら過ごしていました。
消化不良のまま、気持ちに蓋をする
そんな片足を突っ込んだ状態で、腹を括ることもできないまま時は流れ、あれよあれよという間に就活の時期に。
進路に関しては相当悩みましたが、結果養成所を半年で辞めて就活することに決めました。このタイミングで人生決めなきゃ！と焦っていた当時の自分には、何もかも捨てて音楽だけに向き合っていく勇気はありませんでした。
また学生生活での出来事や出会いを通して「社会に出て働いてみたい」という気持ちも芽生えてきました。その上で、創作活動に対する想いは、何も音楽に拘らなくても社会に出て別の形で還元していこう、と考えました。
当時はこれが、精一杯考えて出した結論でした。
このときから自分の気持ちにはそっと蓋をし、音楽は趣味として楽しもうと決めました。そしてご縁があった、サイバーエージェントに入社しました。
蓋をしたはずの気持ちがまた顔を出す
入社してからというものの、バタバタと忙しい毎日を過ごして音楽のことなど忘れていました。というより、自らあまり触れないようにしてきました。
だけど、どこか頭の片隅に当時のモヤモヤが残っていたんです。
同世代でシンガーとして活躍している人や、夢を叶えるために粘り強く努力し続けている人を見ると、どこか胸の奥がチクッと痛くなったり。
企画ライブや結婚式、忘年会などで歌ってほしいと依頼されると、素直にめちゃくちゃ嬉しい気持ちになったり。
やっぱり、「やらなかった後悔」ってずっと付きまとうんですね。
仕事は楽しく充実した毎日でしたが、「本当にこれで良かったのかな？」という気持ちが少しずつ大きくなってきました。とっくに捨てたはずなのにまだ未練が残ってるなんて、どこまでも中途半端な自分が嫌になりました。
きっかけははっきりと覚えていないんですが、そんな気持ちが積み重なったある日「今やりたいことをやろう」と思い立ち、もう一度音楽に向き合おうと決めました。そしてまずは曲作りのためにギターを買い、練習し始めました。
正直最初は会社を辞めるつもりはなかったんですが、ただでさえ作曲スキル・経験値ともにまだまだなのに、仕事と両立させることは思った以上に大変で、このままではどちらも中途半端になってしまいそうな状況でした。
自分を育ててくれた居心地の良い場所から、未知の世界に飛び出すのはめちゃくちゃ怖かったですが、きっと自分はエイッ！と何かを決めないといつまで経っても動けない性格なので、意を決して退職を決めました。
もちろん就職の道を選んだことは後悔していないです。
サイバーエージェントでの出会いや経験は宝物ですし、社会人としていろんな経験をしてきたからこそ、この決断に至ったんだろうと思います。
肩書きはいくつあってもいいよね
こうして6年半勤めた会社を退職し、晴れて無職となったわけですが。爆
良くも悪くも先のことを深く考えずに辞めたので、これまで自分がどれだけ金銭的にも精神的にも「肩書き」に守られていたのかを痛感しました。
当然ですが、生きていくにも音楽活動していくにもお金がかかります。
シンガーソングライターとしても無名な上に、先の見えない中で貯金を切り崩して生活していくことは思ったよりもストレスになっていました。「自立」と「社会貢献」は自分にとって大事な価値観だったんだなぁと感じました。
（ここでちょっと闇落ちフェーズに入る・・・）
そんな中、フリーランスという選択肢があることに気付いたんです。
なんとなく、シンガーソングライターって音楽1本で食べていけるようになるのがセオリーというか、誰もが目指すべき姿だと思っていたんですが、幸いにも現代は生き方なんていくらでも自由に選択できる時代です。
色々と悩んだ末に、肩書きなんていくつあってもいいじゃん！と思うようになり、少し気持ちが軽くなりました。そして音楽を続けていくための手段として、個人で仕事をしていこうと決めました。そこから音楽活動と並行してWeb制作の勉強を始め、現在に至ります。
お客さんの実現したいことを一緒に考えて、サイト設計を考えたりアウトプットすることは純粋に楽しいです。Web制作という分野が自分にとって最適かどうかはまだわからないけど、今は心の赴くままに色々挑戦してみて、その時々で合うものを調整しながら探していけばいいかな、と思っています。
音楽を通して人を幸せにしたい
長々と背景を書かせていただきましたが、
わたしの理想は【音楽を通して人を幸せにすること】です。
アンパンマンの作者で有名なやなせたかしさんの「人生は喜ばせごっこ」という言葉がすごく好きで、自分にできることで誰かを喜ばせることができたら、それがそのまんまわたしの幸せです。
そしてわたしにとって音楽は「人生を豊かにするもの」です。
生きてると嬉しいときもあれば、泣きたいぐらい辛いときもあると思います。ただどんなときでも言葉とメロディは嘘をつかないと思っていて、いつでもわたしたちの味方でいてくれるような気がします。
生きづらいと言われるこんな世の中ですが、わたしもこれまでたくさんの音楽や言葉に救われてきたように、自分も誰かの心を温められるような存在になれるよう、今できることをやっていこうと思います。
この先きっといろんな壁にぶつかるだろうし、ライフスタイルも考え方も変わってくかもしれませんが、どんな形であれ自分に正直に生きていたいです。だいぶ遠回りしましたが、今は心からそう思えます。
会社を辞めて実質1年ほど？経ちますが、
まだようやくスタートラインに立ったという感じで、マサラタウンを出てキャタピー、ポッポあたりを倒しつつ、トキワシティを経てようやくトキワの森に辿り着いたぐらいのイメージですが（伝われ）、ほんとーーーに一人では何もできん、と痛感する毎日です。涙
こんな未熟なわたしですが、心から応援してくださる方がいるから生きていけます。がんばります。
少しでも心に留まるものがあれば、ぜひ応援していただけると嬉しいです！
noteで書きたいこと
この1年間、本当にいろんなことがあったんですけど。
なんとかクリアしてきたことも、死ぬほどうまくいかないことも本当にたくさんあって、その度にうわあああと感情が動いてるのに、うまくまとまらないし自信がなくて全然アウトプットしてこなかったんです。
日頃考えてることとか、心が動いた瞬間とか、どうしようもないモヤモヤとか、めちゃくちゃ笑った出来事とか。言葉にすることで自分の言葉で整理して、昇華させたいなあと思います。
全然綺麗じゃないし、完璧じゃないんですけど笑、心の内を吐き出して置いておく場としてnoteを活用していきたいと思います。
あとはもしわたしと同じような状況の人や、共感してくださる人がいたら、ぜひ友達になりたいです。なんなら飲みながら語りましょう！！笑
やばい、めちゃくちゃ長くなっちゃった・・！
ほんと想いが溢れると止まらない癖がある、ここまで読んでくださった心優しい方、ありがとうございます・・！笑
毎月ライブに出演しています！
次回は来週末！10月2日（土）@下北沢です。
毎月どこかしらでライブしてるので、ぜひ遊びに来てください！
＜10月ライブ情報＞
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◾︎2021年10月2日(土) 下北沢Rhapsody
『オクトーバー・ガールズ』＝人数限定＝
・会場：RHAPSODY(ラプソディー) ～acoustic live bar - shimokitazawa～
・OPEN 17:30／START 18:00
・出演：春妃／chise
・MUSIC CHARGE：前売り¥2,000-／当日¥2,500-＋別途¥1,000分drink券(スナック付き)
※チケット予約：各出演者サイドにて御予約下さい。
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◾︎10月30日(土) 下北沢LOFT
・夜の部に出演決定。
・タイムスケジュール未定。
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▼YouTube
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ふう、終わり！！！！笑
chise
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