読書日記 -5月-
2024.06.09 さよ
「嗜好」は1885年創業で、主に食品の輸出入や小売を行う
スーパーマーケット「明治屋」がPR誌として発行していた雑誌です。
1908年から2008年にかけて、100年間発行されていたのだとか!
そのうちの1冊を古本屋さんで見つけたので読んでみました。
さまざまな人が寄稿するというスタイルで、
旅先での食文化を語ったものが多かったかな。
戦後20年だけど、結構海外に行くことができたのだなとか
沖縄はまだ返還されていないから外国に行くような気持ちだったんだなとか。
あと、今では当たり前に食べるオクラを珍しい食べ物のように紹介していました。調べたら、戦時中に東南アジアに赴任した兵士たちが育てていたもので
優良品種を日本に持って帰ってきたのが普及したきっかけだったそうですね。
巻末の洋食ソースの豆字引(20種類以上!!)も読んでいて面白かった。
洋食が食べたくなっちゃったなぁ。
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