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【Italy】 Gigi Rosso GAVI 2017

イタリアはピエモンテ州南東部で栽培される「コルテーゼ100%」のDOCG

色 : 緑がかった淡い黄色(麦わら色)

香り : ライム、レモン、フレッシュハーブ、青リンゴ、火打ち石

味わい:しっかりとした酸味の中に果実味の余韻を感じる爽やかな一本

シチュエーション:夏、汗をかいた後に喉を潤したい時、白身の魚のカルパッチョ、アクアパッツァ、レモンクリームのパスタ、しらすとガーリックのピリ辛ピザなどが合いそう

とても気温の高い日で、日中畑仕事で久しぶりにしっかりと汗をかいた。すっきりした白ワインを飲みたくてGAVIを開けたのだが、ちょうどこの日は、高知産のカツオのタタキが家に届いていたので、自家製黒ニンニクのタプナードと合わせて、GAVIをスルリと飲んだら、これが意外とあって驚く。燻ったスモーキーなカツオと、プラムのような果実感がある黒ニンニンくを、オリーブオイルで包み込んだ感じ、赤身の魚もいけるんだと新たな発見。

以下 個人的な備忘録

島でワインを買えるところは、限られている。ネットで買える時代ではあるが、食材の買い物ついでに、今晩のメニューを決めて、さっとワインを手にするのは中々至難の技。今回は、島内のショッピングモール?的な場所にある酒屋にて、”GAVI”を見つけてBarolo懐かしいなと思いながら購入。

2018年の6月、研修旅行(我が家は研修旅行と書いて新婚旅行読む)にて、Barolo(イタリア・ピエモンテ州 バローロ)村を訪れた。当時は、Baroloと言えば、バローロ!バルバレスコ、ロエロアルネイス聞いたことある程度の知識。(今思うと実にもったいない、もっと色々と飲みたかったー)それよりも、どこを見てもすり鉢状にブドウ畑が広がってる姿に、わーきゃー騒いだ。バローロ村自体は、本当に小さくて、スーパーもなく、飲食店も数える程。基本的に節約自炊の旅(一街一レストラン)には、少しハードな街。

バローロ村は、なんと言ってもシュールなワイン博物館「Museo del Vino」が秀逸。「イタリアで最も革新的なワイン博物館」と言われてるらしくその名の通りだった。どの作品?もとてつもなく心に突き刺さり、疑問の残る、不思議な空間で、絶えず笑いが込み上げてきた。

とにかく博物館の最後に辿り着くテイスティングスペースで、しこたまバローロを飲みまくる。システマチックな試飲スペース。グラス一杯に82€なんぞのヴィンテージワインも並んでおり、テイスティング酔いなのか、なんなのか、立ちくらみするかと思った。


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