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コロナが世界をかけめぐるちょっと前に、50代半ばにして転職を決意。
それは、違う場所で、もっと自分を成長させ貢献したかったから。それまで働いてきた会社とは「卒業」させて頂いた気持ちだった。
そして、50代での転職はそれなりに難易度が高く、昨秋やっと内定を頂きご縁のあった企業とは、入社8ヶ月でコロナ失職。人生何があるかわからない。

清水の舞台から飛び降りたつもりで決心した転職なのに、今度は舞台から突き落とされた。でも、悲壮感はなく自分自身を見つめ直す為に与えられた時間だと思って再び学び始めた。
10年くらい前の私は、仕事をして、少し運動をして、テレビドラマを見て、自己啓発なんて無縁だった。

50代2度目の転職活動をしながら、ZOOMで知り合う戦略塾の仲間たち。私にしてみれば優秀な人達。でも比較はしない。その場所には、今まで歩んできたそれぞれを尊敬し合い、学び合い、お互いを高めあう仲間達がいた。
自分を見つめていくうちに、はちゃめちゃな失敗だらけのこのキャリアを社会に役立てたいと思うようになってきた。
今までの仕事とは全く違う、「キャリアコンサルタント」に興味を持った。
それは、そんなに簡単ではないことは十分承知している。

おかげさまで、ご縁があり今までの経験を活かせる仕事に就くことができた。会社の企業風土も魅力的な会社だ。採用されたことに、周りにはびっくりした。そりゃそうだ。ブランクあり、失敗多数、転職も数回、おまけに大したスキルもないのだから。
私の強みは何か。「相手の気持ち」をくみ取り、コミュニケーションを取ること。技術力はあまりないが、ここだけは自信がある。同じ仕事をする仲間達が、「そんなことは知ったこっちゃない。困っても関係ない。」と相手を突き放すのを見ると悲しくなる。少しだけ配慮したコミュニケーションを取ることにより、お互いに気持ちよく仕事ができるのに…と思う。

だから、自分をみつめ直すことも含めて「キャリアコンサルタント」という資格に挑戦してみようと思った。50代半ばにもなると、覚えも悪いしあっちこっち故障もある。でも、資格を取ることができたなら、また違う自分に逢える気がする。

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