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サークル初参加ご支援モニターレポート-完結編-

お世話様です、千里印刷工房です。

11/23(木・祝)の東京ビッグサイトにて初めてサークル参加をされた楽様の「サークル初参加ご支援・モニターレポート」を掲載いたします。

前回のモニターレポートはこちらです!

今回、楽様に記載頂きましたレポートです!


2023/11/23にイベント参加し、ひと段落ついたため、ようやくモニターの原稿を書くかと筆を取っております。

一言でこのモニター参加を表すならば【迷惑かけてごめんなさい、めっちゃ楽しかった!】になります。

それだけでは「なんのこっちゃ?」となると思うので、長くなりましたが第2回打ち合わせからイベント当日までを振り返っていこうと思います。

【第2回打ち合わせ】


第2回目打ち合わせは、私の方から依頼して始まりました。イベント参加をするために、必要な事務手続き等で分からないことが多すぎたからです。
ですが。

もくりのルームを立てるのにめちゃくちゃ手間取る私。
またしてもルームを作って頂き入室。申し訳なさでいっぱいになりつつも、色々と気になっていたことを質問攻めしていきます。
①イベントの申し込み方!
②サークル名決定!!
③原稿の進め方!
この3つを主にお聞きしました。上から順に書き連ねます。

①イベントの申し込み方


なにせサークル参加どころか一般参加すらしたことのない身なので、参加方法が分からず右往左往してました。

以前の打ち合わせの時に「初見だと申し込みフォームが難しいと思うので一緒にやりましょう」と提案してくださっていたので、お言葉に甘えて、教えて頂きながらイベントの申し込みをやりました。

そうするともう訳が分からない項目が山ほど出てくるでてくる。
何冊刷るかなんて検討もつかず、どのイベントに参加するかすら上手く探せない始末。
サークルカットなるものが差し替え可能なことも初めて知りました。

差し替え忘れに注意とも教えて頂き、感謝しかありません。
そして次の項目についても、この場で埋める必要がありました。

②サークル名決定


これに1番時間がかかりました。
申し訳ないほどです。

サークル参加するということは当然必要になりますが、本当に何も考えておらず困り果ててました。(原稿の事しか考えてない)

千里:初めて小説をpixivに掲載した時は「小説にタイトルつけるんだ!?」となりました。

そんな私にも「こういう言葉を使ってみるといいかもしれないです」「参加するジャンルやキャラと被ってる単語にするのもいいですよ」と優しく、粘り強く声をかけていただけて、どうにかサークル名を決定出来ました。

サークル名は、「水母の骨」(くらげのほね)という名前です。
今でもとても気に入っています。

③原稿の進め方


どんなスケジュールで進めるのがいいか、何時までに原稿ができているといいか、そういったことを中心に聞きまくりました。


【イベント直前】


そしてイベント直前にも打ち合わせやDMで質問を送りまくりました。
本当にごめんなさい。
もっと早く色々準備すべきだったなと反省するばかりです。

というのも、イベント直前になって「マンガ本だけじゃなくて小説本も出したい!」という欲が出てしまい、慌てて納品しました(イベント数日前に送りました。人間の屑です)。

するとデータ不良で送れておらず、送り直すも何故か上手くでてこなかったようで、千里印刷工房さんで手直ししていただく始末。
追加料金が発生するほど手間のかかることをお願いしてしまいました…。
イベントで小説本が出せたのは千里印刷工房さんのおかげです。
本当にありがとうございます。

打ち合わせやDMの内容については以下の感じです。

・支援料についての共有


モニター料金の試算をしていただき、イベント当日にお支払いしました。こちらに印刷費なども含めていただいてたんですが、私の体感としては安すぎん??と言うくらいお安くてびっくりしました。本当にありがとうございます。

・当日持ってこないとダメなもの


サークルチケットを忘れたら死ぬから絶対忘れないように!!!!

千里:私はサークルチケットを忘れた事があります。タヒぬかと思いました。

と何度も聞かせていただいた……のですが……。(詳細は後ほど…。)
サークルチケットはともかく、他には
釣り銭、お昼ご飯、キャリー、脱ぎ着できる上着、筆記用具、差し入れ
などを事前に用意していきました。

ちゃんと用意したつもりでも全然足りてなかった……と思うことが多かったので、それはイベント当日の方で説明します。

・当日の服装


普段通りで大丈夫ですよ〜と聞いていたので大分気楽でした。
それはそれとしてイベントの時パーカーの方が多くて(あっその手があったか)と後悔しました(推しの服装がパーカーなので)

【イベント前日】


(以下、千里印刷工房さんを「千里さん」と表記します。)
私は関西に住んでるので前泊しました。
その日は普通に仕事があったので定時ですぐ切り上げて…と思っていたのに思うようにいかず、ギリギリに家を出発しました。

その際、あれほど言われたサークルチケットを家に忘れるという大失態を犯しました。

千里:気をつけてても忘れる事ってありますよね。。


途中まで気づかずキャリーをゴロゴロ転がしてましたが、バスに乗る前になって思い出し、血の気が引きながらも家まで帰り、サークルチケットをカバンに押し込んでバス停まで走りました。

早めの新幹線を予約していたので、それをギリギリの時間帯に変えて事なきを得ました。サークルチケットを忘れていたことを思い出したことだけは褒めたいです…。

それ以外の忘れ物はほぼ無く(と言うか千里さんに什器類はおまかせしていたので忘れようもない)、無事イベント当日を迎えました。

【イベント当日】


東京ビックサイトで待ち合わせしましょうと事前に言っていたため、やや早めにビックサイト駅へ向かいました。

周りはキャリーを引いて歩く人だらけ。信じられない人数いました。しかも人が途切れない。都会の洗礼を受けました。

その後、千里さんと無事合流し、スペースまで移動します。
何も分からない私をすいすい案内してくださる千里さん。サークルチケットを準備するタイミングまでバッチリ。

本当にありがとうございます…という気持ちですでにいっぱいですが、会場でのサークル参加の方への挨拶やスペースの設営など、9割位おまかせしていました。毎日像を立てて拝むくらいした方がいいですよね。ありがとうございます。

あとはマナーについても教えて頂きました。会場後の写真撮影はNGなんですね。知らずにやってしまいそうだったので命拾いしました…。

千里:ご依頼された自分のスケッチブックの撮影もNGです。無意識にやらないように気をつけてください(※規約はイベントによって異なります)

設営が完了して、(1時間くらいで準備が終わったのは本当に千里さんのおかげです…!)イベントが始まりました。

開場のときの、拍手するやつ出来て感動しました。この時点ですでに満足しかけています。

イベントが始まって、10分位経った頃でしょうか。

イベントに参加していることへの高揚や緊張で、どなただったかも曖昧ですが、私の本をくださいと言ってくださる方が来てくれました!


この時、千里さん曰く、めちゃくちゃ目を見開いてたと聞いてちょっと恥ずかしくなりました…。


本が欲しいと言って貰えたことが本当に信じられなかったことしか覚えていません。

もう手早くお会計をしなくてはと必死になりながら、本を渡して、お礼を言って、椅子に座って、暫くしてから「ああ、買って貰えたのか」ということに気づきました。

その後もフォロワー様たちや、千里さんのお知り合いの方に買っていっていただけて、今でも夢のようです。

私の本は買って貰えるものなのか、買ってもいいなと思ってもらえるものが出来たのかと、ずっと信じられないような気持ちでした。

イラスト本はともかく、小説本が捌けるかどうかがずっと気がかりだったのですが、むしろ小説本の方が買ってもらえていたのも意外で、そしてとても嬉しかったです。小説本だけ買ってくれる方も少なからずいらっしゃいました。試し読みしてから買いますと言ってくださった方、ありがとうございます。泣きそうでした。

千里さんに多大なる迷惑をかけてしまったけど、頑張って本を作れて良かったと心から思いました。

1部も売れないかもと思っていましたが、終わってみればそんなことは無く、たくさんの方の手に私の作品が渡っていってくれました。

想像していたよりもずっと楽しくて、こんな時間がもっと続いて欲しいと思って、だからみんなイベントに参加するんだと思いました。
どんなに本を作ることが大変でも、トラブルが起きても、イベントのこの瞬間のために頑張れるんだなと。

開場から少したって落ち着いた頃に差し入れを渡したりしていましたが、色んな方から初参加の私にも差し入れをくださり、全く返せないという事態が発生しました。差し入れお返しできなかった皆様、申し訳ありませんでした。いただけてとても嬉しかったです。

次来る時は山ほど差し入れ準備しよう…と心に決めております。

イベント終了後、千里さんにモニター代金をお支払いし(イベント会場でやるのはあまり良くないと、これも千里さんから教えてもらいました。)、私のイベントは終了しました。

分からないなりに始めたBOOTH通販でも少しづつ本が売れていて、本当に嘘みたいだといまでも思っています。
自分の描いた世界を求められることが、こんなに嬉しいんだと思い知ってしまいました。

きっとまた、これからもイベントに参加するだろうという予感があります。
あの瞬間を味わうためだけに、買ってくれる方と会いたいがために、私はまた身を削ってでも本を作りたいと思うのでしょう。

モニターを通して、イベントに参加してみて、私はとても有意義だったと思います。
と言うと堅苦しいですが、私にとってかけがえのない経験ができたと思っています。

これまでの私は、サークル参加なんて分からないことだらけだし、イベント参加もした事ないのに無謀だよ…と勝手に諦めていた部分がありました。
でもそんな私を、千里さんが何から何まで支えて下さり、本の形になるよう最善を尽くしてくださいました。

当日も什器全般はご用意いただき、設営も私がお手伝いする立場になるほど積極的にして下さいました。

イベントが始まってからも、私が落ち着くまで、お隣にいて下さいました。私がなじめるよう、両隣のサークルさんに声をかけてくださいました。

私一人では、こんなにいい経験は出来なかったと断言できます。

サークル参加が怖いし、本だって出したことなんてない、本が出せるとも思えない、
それでもイベント参加してみたい、同じジャンルを推してる人達に出会いたい、
そんな方の背を支えてくれるプランだと思いました。

当然お金が絡むことではあるので【プラン】と書きましたが、私は今回のモニターで、プラン以上に支えていただいたなと感じています。

打ち合わせではいつも、イベントのあるある話や、千里さんがイベント参加された時の話、今ハマってるジャンルの話などを聞かせていただいてました。それを聞いて「もう少し頑張ってみよう」「イベントが楽しみだなあ」という気持ちが膨らみました。きっと、自分1人だけではモチベーションを保てなかっただろうなと思います。

本の表紙の印刷の際も、こんな表紙はどうか、この印刷の方がもっと素敵な本になりそうと、とても丁寧に教えていただきました。そのお話を聞いているだけでもテンションが上がりましたし、次はどんな表紙の本がいいかな、なんて考えてしまいました。

初めての本なのに、とても綺麗な見た目になったなと自分の本のことながら思います。

千里:実際に刷らせて頂いた本はこちらです。


努力の結晶です


表紙は透明なフィルムです



改めて、千里印刷工房さん、サークル参加でご挨拶頂いた皆様、私の本を買ってくださった皆様、この文書をここまで読んでくださった皆様に感謝致します。

モニター参加して、自分の本を作れて、本当によかったです。
また本を出したいです。

長文、失礼いたしました。

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以上が記載頂きましたレポートです。

今後、サークル初参加ご支援メニューをご利用される方の参考になれば幸いでございます。

お読み頂きありがとうございました。

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