見出し画像

v_3 ルワンダってどんな国?

このエントリは、Voicyチャンネル 自分の人生を生きよう!by CK にて2021年10月8日に配信された「#0003 ルワンダってどんな国?」を文章化しています。良かったら音声も、こちらのリンクからチェックしてみてください♪

今日はルワンダという国をご紹介したいと思います。
(トップページの画像は、ルワンダで一番近代的な一画。)

「よっしゃ、ルワンダキター!」って人はあまりいないかもしれませんが笑、こちらをきっかけにアフリカやルワンダの話を小耳に挟んでいってください♪

まず「どこなの?」って話ですよね。
ルワンダ共和国はアフリカ大陸(あの大きなアフリカ大陸に54カ国あります)のど真ん中よりもちょっと東に位置しています。東アフリカに属します。赤道のほぼ直下ですが、若干、南半球なんです。あまりルワンダにいるときは意識しませんが、Googleカレンダーの7月とか8月はなにげにスキーの絵が表示されています。それで「そっか、ここ南半球か」って気付くくらい、普段は気にしていません。

地球儀で見ると、アフリカは本当に巨大!

「日本からどうやっていくの?」
おすすめはカタール航空。ドーハ経由とか、中東経由で行くのが、距離的にも時間的にもスムーズかと思います。ただ、コロナの影響でカタールの乗り継ぎがイマイチになってしまいました、減便で。でも以前は、それだとだいたい20時間ぐらい。羽田や成田を夜に出て、着いたら次の日の昼というスケジュール。(現地は日本よりも7時間遅い)
遠いですよね。でも意外と南米より近いんですよ。でもアフリカはやはり「未知の大陸」なので、「もうすっごい遠い!」っていうイメージがあると思いますが。
他にも、ヨーロッパ経由でも行けます。アムステルダムや、ベルギーから。あとは、アフリカ大陸に成田から直で行けるエチオピア航空というのもあります。エチオピアのアジスアベバから、ルワンダに飛ぶ便を使います。そんな感じで、行き方はけっこういろいろあります。トルコ経由で行く方法もあります。

初、ルワンダ上陸!

日本から観光シーズンにアフリカに行く人はまだまだ少ないとは思いますが、アフリカ大陸、ケニア・タンザニア・ルワンダあたりには、ヨーロッパからは観光客が多く来ますヨーロッパからは近いんですよね。南に飛べばすぐアフリカ大陸ですし、時差もないんですよね、縦に飛ぶので。
アフリカの観光といえば、みなさんのイメージに多いのは、サファリですよね。サバンナが広がっていて、そこに野生動物がたくさん群れで動いててっていうイメージがあると思います。有名なのはケニアやタンザニア。マサイマラとかセレンゲティとか、すごくダイナミックなサファリが見られます。ルワンダにもサファリはあって、おすすめですが、ケニアなんかに比べると、規模が小さいです。

ルワンダの場合は、なんといってもおすすめは、マウンテンゴリラ
ヨーロッパからもマウンテンゴリラを見に、家族でツアーに来る人はたくさんいます。ツアー自体なかなか高額ですが、でもマウンテンゴリラを見に来る方はけっこう多いんだなと驚きました。日本からはテレビ番組の収録でたまにいらっしゃっいます。イモトさんとか。
マウンテンゴリラは日本では見られません。日本の動物園にいるゴリラはすべてマウンテンゴリラではないらしいです。世界中のマウンテンゴリラのほとんどが、ルワンダと、隣のコンゴ民主共和国と、ウガンダの山に生息してるらしいです。
ルワンダでは紙幣にもマウンテンゴリラが描かれていたり、銅像とかなにかのランドマークとか、割となんでもゴリラです。笑。マウンテンゴリラ頼みのところがあります。実際、ゴリラはすごく大切な観光資源です。「他にないのかい」と突っ込みたくなると思うんですけど、はい、ルワンダは他に資源があんまりありません

マウンテンゴリラの親子。本当に間近で見られます。小畑時乃さん撮影

2014年当時、私が友人夫妻に「遊びにおいでよ」と誘われて、まずは本屋に行きました。『地球の歩き方』で情報収集しようと思ってパラパラ見てみましたが、まとめて「東アフリカ」で一冊なんです。
ルワンダはルワンダとしてのページがほぼ割かれていなくて、ケニアやエチオピアなどの合間、コラムのページなんかで、「マウンテンゴリラを見るときはこうしましょう」といった情報がある程度。笑。「目があったときはこうしましょう」なんて情報しかなくて、「うわ、情報ないな〜!」と思った記憶があります。当時は日本語で”ルワンダ”とググッても、虐殺時の画像が上位表示されるという状態でした。でも今は、ブロガーの方もルワンダにいらっしゃいますし、みなさんとても素敵な発信をたくさんされているので、”ルワンダ”とググると、いろんな情報が出てくるように、この7年でなったかとと思います。

もう少しちゃんとしたデータをご紹介しますね。
まず面積。四国よりも一回り大きいぐらいです。人口が2018年時点で1,230万人とのことで、実はアフリカではほぼ一番人口密度が高い国です。四国よりも一回り大きいところに、東京都民より少し少ないくらいの人口が住んでいるというイメージ。首都はキガリというところです。アジアンキッチンもキガリにあります。

民族は、現在は「ルワンダ人」ですが、以前はフツ・ツチ・トワと区分されていました。みなさんも世界史で習ったかもしれませんが、現在ルワンダではこうした区分は禁じられています。(複雑な話なので今日は触れません)

言語はみんなルワンダ語を話します。公用語はその他に三つあって、英語とフランス語とスワヒリ語なんですよね。
「どのぐらい英語が通じるか」。例えば、値段が商品ごとに表示されていて、レジやバーコードもあるようなスーパーマーケット(日本だと当たり前ですが、ルワンダでは露店のようなところが多い)は基本的に富裕層をターゲットにしていますが、そうしたところに行くと、そこで接客として働く方々は、英語を話せます。
元々ルワンダは、べルギーの植民地でした。つまり宗主国はベルギーだったのですが、その影響もあり2008年まではフランス語がメインでした。その他には、東アフリカで話されているスワヒリ語も公用語とされています。

宗教はキリスト教がマジョリティです。カトリックの方もプロテスタントの方もいます。そして私の肌感覚ですが、私の周りの一割の方々がイスラム教徒、つまりムスリムというイメージです。キリスト教のお祝いも、イスラム教のお祝い(断食の始まりや断食明けなど)も、両方とも国の公式な祝日になっています。

主要産業は、やはり農業国民の七割ほどが農業従事者です。最近はICT立国を目指しています。先ほどもお伝えしたように、どうしても資源がないので、そういうところで頑張っていくしかないんです。
なにが大変って、内陸国ということです。まったく港がないというのは大変なことで、島国ってすごいんだなぁと思わされます。

以上、ルワンダのざっくりした概要のご紹介でした。みなさん、ルワンダに来てみたくなりましたか?
なんと、一泊四日で来てくれた友人もいます。元同期で、金曜日に仕事の後羽田から飛んで、着いたら土曜の昼。そこから会っていろいろ話をして、その日一泊。翌日の日曜日の昼にルワンダを発って日本に帰る。着いたら日本は月曜日の夜。という、現地一泊で全体で四日という、そんなツワモノもいます。遊びに来る前に、「今週末ルワンダ行くか箱根行くか迷ってる」と言っていて、比較対象がすごい。笑。とてもフットワークの軽い友人でした!(ちなみに彼女はvoicyパーソナリティの小澤未佳さん)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?