女子会みたいな恋愛妄想?!インスタライブ

日本にいる親友がお友達とインスタライブをやるというので、しっかりカレンダーに予定を入れて、リマインダーまでセットして楽しみにしていた。

日本に帰れず会えない今、台湾にいても親友の顔がこうして気軽に見れるネット社会で本当によかった。

昔なら、高い電話代を気にしながら国際電話で声を聞くのがやっとだったはず。

今回のインスタライブは、楽しみなのとうっかり見逃すのではという不安で前日からドキドキしていた。

しかも私の住む台湾と日本では1時間の時差があるため、夜の7時スタートだったのだ。

11ヶ月の娘がいる私にとって、7時はなにかとバタバタしがちな時間帯。

どうなるかなと思っていたけれど、旦那の協力もあって、なんとか上手いこと夕飯もお風呂も終えた娘と、赤ちゃん用布団の上で見ることができた。

芸能人のインスタライブとは違って、見ている人は大体が親友の友人たちだったようだ。

親友がお友達と話しているところに、見ている人たちもコメントで参加していく。

途中から恋バナになり、《マッチングアプリで出会った人と3回目のデートをした、いいなと思っているけど、3回目のデートなのに告白されなくてショックだった》という話に。

みんながコメントで色んな恋愛アドバイスを飛ばし始める。

「4回目のデートが決まってるんだから、すごいじゃん」

「告白させるように仕向けないと」

「ドライブデートに誘おう」

「温泉地にいって、足湯デートはどう?」

コメントを読みながら、「仕向けるってどうやるの?」と妄想?練習?が始まる。

「次のデートの帰り際に、こう言うの。『温泉に行こうって話が出てるじゃないですか。それって・・・ただの友達として行くんですか?』」

コメント欄には、「きゅんです💓』という文字が並ぶ。

これはもう、完全に女子会だった。

一緒にインスタライブをやっていたお友達は、私は面識のない方だったけれど、「友達と飲んでるからおいでー」なんて呼び出されて、親友と初めましてのお友達と居酒屋で一緒に恋バナをしている気分。

地元の札幌に住んでいた独身の頃は、すすきのから徒歩圏内に住んでいたこともあって、そんなことが時々あった。

勝手に懐かしい気持ちになる反面、親友の詳しい恋愛事情を知らなかったことにちょっとだけ寂しい気持ちにもなる。

「昨日の夜、デートのあとすごく落ち込んでLINEしてきたもんね〜」

もうそういう時にLINEする相手は私ではないんだなって。

私が初めての育児に追われているのを知っているから、そりゃLINEするのも遠慮するよね、ともちろんわかっている。

育児のことで頭がいっぱいで、1番の悩みは離乳食のこと、そんなふうになっている私は、今までの友達と話が合わなくなっていくんじゃないかって不安がずっと心の片隅にある。

一方で、先にママになっていた友達とのLINEのやりとりが急増したりもしている。子育てという共通の話題ができたからだ。

それでも私はやっぱり、親友と今まで通り、色んな話がしたい。

インスタライブという形でも、今日、親友が気になっている人の話を照れながらも楽しそうな顔でするのを見れて嬉しかった。

何歳になっても恋バナは楽しい!

親友に素敵な彼氏ができるといいな〜なんて、楽しかった余韻に浸りながら、ベッドに入る。

もしかしたら、今夜は地元の居酒屋で恋バナしている夢を見るかもしれないな。

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