過食症と、共に生きる

病院に行って、診断を受けたことはない。

でも、
受験勉強の苦痛から逃れるために
高校3年生のときに発症した

と思っている。


あれから、16年―。

あの時ほどの、激しさはない。
あの時ほどの、むさぼり尽くすような感じは、ない。

でも、
今でも食べている。

悲しいことがあったとき、
自分の思い通りにいかない事があったとき、
ストレスに感じたことが、頭の中にずっと残って離れないとき。

自分の心の中で、
自分の本音と現実の違いに
折り合いがつけられないときに、
私は今も食べる。


そんな自分を、
もう今は、責めない。

そんな自分を、もう一人の自分が
ある意味冷静に俯瞰しながら、

『あーーー、またやってるなー』

と、

ただただ気の済むまで、
買ってきたお菓子、
買いだめしていたお菓子を

心が晴れそうになるまで
無心に食べ続ける。

今日も、もう少し食べ続けることにします

今の自分の “頭の中にある問題”と、
“折り合いをつけられずにいる心”が、

とにかく落ち着いて、満足するまで。🍘

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