一年弱で23冊の同人誌を出した嘘みたいな本当の話
お世話様です、水鏡千里です。
たまに「すいきょう せんり」と呼ばれますが、「みかがみ ちさと」です。
はてさて、これはタイトル詐欺ではなく、わりと本当に事実でして、一つのジャンルに9月から沼落ちして、翌年の7月までに頒布した同人誌23冊のお話です。
なんでそんなに書いたのかは絵師さんに恵まれたのが大きいですが、私がマイナー字書きの期間があまりにも長くて、友人を通じて知り合った方がマイナーを描いてると知ると、「表紙さえ描いて頂ければ本にしますよ」を5種類以上やらかしているのが一因になっております。
だって好きなカップリングで本欲しいじゃないですか。
一冊でも多く本が欲しい気持ちが分かるし、自称作風カメレオンなので地雷カプ以外は作風を変えたり寄せたりは簡単に出来るのでお手伝いしたくなるんですよ!!
それに加え、筆の速さが身についた時期という事もあり、自カプの生産量も半端じゃなく、常にイベントの新刊は三冊以上ないと落ち着かないスパイラルにおちいっておりました。
余談ですが、当方は字描きゆえに、絵師さんにラフを指定する必要があります。
その際に冊数を出しているせいか、ごく一部で好評のラフと絵師様の本気のビフォアフ集をフルカラーで頒布しております。
サンプルはこちら。
この本を頒布した時に、この本だけを買いに来た猛者もおりました。
せっかくなので通販リンクも置いておきます。
何より、最短2時間あれば表紙、裏表紙、奥付込みの8ページのコピー本が作れてしまうのですよね。
最初の頃は印刷所に頼っていましたが、今はもう完全手製本に切り替えております。
そして、全てが薄い本ではなく、200ページの本も8冊程は出しており、合間に50ページや40ページ等、均一なバランスで本を出した累計+合同誌を4冊+アンソロジーの主催を2件こなしております。
23冊までは数えてますが、もちろん無配もありますし、もっと書いてるかもしれませんが正直数えるのをやめております。だって2万字は土日で書けるし四万字も三週間あれば余裕だし、締め切りで切羽詰まる気持ちが分からない。
そして、文字書きレベルで必要とされるクリスタの技術も殴り合いの喧嘩をしながら身につけたので画像解像度や最低ラインの知識、ちょっとした小技も存じております。
「文字書き向けクリスタの使い方」という表題で、それらのテクニックをまとめた本も電子版で500円で頒布しております。
ちなみにこの本、A5サイズ背幅3mmですが、2日で書き上がりました(たまに自分が怖い)
目次を載せますが、これらの事が500円で確実に出来るようになります。
特に、サークルカットの作り方と表紙の作り方、画像と画像の繋げ方に迷う文字書きさんには必見です!
ぶっちゃけ内容に対して手前味噌ですが破格です!
ついでに編集後記も印刷所アカウントであります。
皆様もご存知かとは思いますが、小説は場所を選ばず書く事ができます。
その利点を生かし、根を詰める時は通勤時間で1600文字、昼休みも同様2000文字近くを書き、平日の夜に+2000文字というペースで書いていると原稿がものすごい速度で仕上がってしまうのですよね。
ですが、これにはデメリットもつきもので、お部屋が汚部屋になります。
部屋が直線で歩けません。
我が家は印刷所見学も受け付けておりますが、人権を失います。
今週末に印刷所見学でお客様をお招きしますが、このままでは初対面で肩身の狭い思いをするので、記事を書く前に本来は部屋を片付けるべきなのです。
そもそも、六畳間にプリンター3台、3Dプリンター1台、裁断機2台、作業用自作PC、表紙用紙のキャビネット二段、ハンドメイド用品、テーブル、布団が入っている時点で異様なのです。
でも、いつも手の届く所に置いておきたいから部屋から物を移動できなくて始末におえないのです。
印刷物の特殊加工用品もすべてこの六畳間に詰まっております。
整理整頓、本当に大事。
ちなみに、キッチンに裁断機2台、別の六畳間に本文用紙(A6キンマリ、A5コピー用紙、A5キンマリ、A4コピー用紙、A3コピー用紙他)を収納している普通の家です。普通ってなに?
そんなこんなで、個人的に1年経たずに23冊も本を出し、ワンドロワンライの主催もやり、アンソロ二冊(そのうち1冊は39人参加者の豆本)を頒布した私はジャンルでやる事をやり尽くした感があり、ぷしゅーと卒業という流れにはなりましたが、まだアンソロを東京頒布していないので7月のイベントで職場の同僚を売り子に参戦する所存です。
話題が迷子になってばかりでしたが、最後までお読み頂きありがとうございました。
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