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蜘蛛/遠藤周作

コレ小学生のとき、読みました。
それまで怖い本なんて読んだことなかったので、すごくリアルに内容を覚えているのです。生まれて初めて読んだ怪奇小説(?)故、強烈な印象があり。
本人が聞いたみたいな話になっていた(と思う)し…、他の、クリスチャンらしい彼の穏やかな本とは違っていたので。

なのにこの話を知っているほかの人にあったことが今までなくて、ホントに遠藤周作だったっけ?ぐらいの記憶だったのに、ココでこの本に再会できて嬉しい!(注釈をいれると、mixiでは本を検索してその下にレビューを書く仕組みになっていました。)

シンガポールに住むことになったとき、「あーあの本の女性も東南アジアであんなことになったんじゃなかったっけ…」とか考えて、夜上から蜘蛛が降りてこないように気にしながら寝たりしたですよ。

うじゃうじゃ感に堪えられない人は読まない方がいいかと。読んだ後皮膚がもぞもぞするよ。読んじゃったら、何十年たっても、もぞもぞします。
2009年02月10日 14:26

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