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鳥見ハイキング<N貯水池編>3/3話 2022年7月 はじめまして、ヨシゴイ。

    鳥見仲間で茶飲み友達のモカさんに薦められて、N貯水池にやってきました。
 広い貯水池一面にハスの花が咲いていました。

 少しずつ池の周囲を移動しながら撮影していて、残りもあとわずかとなりました。

 水の量が少なくて、泥地みたいになったあたりをバンのひなが歩いていました。
 私の知っているバンのひなとはぜんぜん違っていて、黒くて、羽根がほとんど生えていませんでした。

 まだ生まれて間もないという感じがしました。
 それにしては足でしっかり歩いていますけど。
 親鳥がそばにいて、エサを捕っては近くにいるひなにあげていました。

バンのひな

 泥地の先は水が多く貯まっていて、カモが泳いでいました。

 そこにいたカモはつがいのように見えました。
 片方はどう見てもカルガモでしたが、もう片方は知らないカモでした。
 夏羽根だから分からないのかも……

 どちらにしても、カルガモのつがいの片割れは、カルガモではないカモでした。
 あらびっくり。

カルガモ
カルガモのつがい
(どちらさま?)

 カイツブリがいても良さそうだなと思って探したら、いました。

 ペアでいることが多いのに、珍しく1羽しかいませんでした。
 もしかしたら、つがいの片方は卵を抱いているのかもしれません。

 一面のハスに覆われていて、想像するしかないのですけど。

カイツブリ

 鳥が遠くに飛んで、カメラ持ちがぞろぞろとそちらに移動したのを見ました。
 ちゃっかり後にくっついていきました。

 鳥屋さんが追いかけたのは鳩ぐらいの鳥だったのですぐに見つけることができました。
 ヨシゴイです。
 やさしい感じの淡い茶色をしていました。

 ヨシゴイは初めましてです。
 葦の茎を両足で器用につかんで、姿勢を保っていました。

 じーっと何かを狙っていました。
 どうするのかなと思ってみていたのですが、気がついたら黒い丸い物をくわえていました。
 惜しいことをしました。
 一瞬、気が逸れたのが、まさかの捕獲の瞬間逃し。

 たぶんタニシかなにかを捕まえたのだと思います。
 もぐもぐしたのも少しだけで、あっという間に口の中へ消えていきました。

ヨシゴイ

 こんな感じで貯水池を一周しました。
 鳥がたくさんいて、楽しいところでした。




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