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探鳥会レポート<A川編>2023年3月 空の黒い点

    先日、ゆる支部の探鳥会に参加してきました。
    時期は桜が咲く前です。

    最初にY川を見て、車でA川に移動しました。

    車を停めるとみんなで護岸に立ち、双眼鏡で鳥を探しました。

    でも、近くにいたのはダイサギという白いサギだけでした。

    遠くの山を見た人が
     「クマタカ!」
    と、声をあげました。

    空の黒い点はクマタカらしい。
    私にはさっぱりです。

    近くの親水公園を見ていこうということになりました。

これはクマタカでは無く、トビ

    探鳥会ご一行が歩いていると、草むらにいた何かが驚いて側溝に逃げました。
     「イタチだ」

    私には黒いものが逃げていく名残の影をチラッと見えただけなので、これも信じるしかありませんでした。

    ヒヨドリやシジュウカラの鳴き声が聞こえました。

    バサバサと忙しそうに羽ばたいて逃げたのはカケスだそうです。

    公園の広場で見張っているツグミはよく見られました。

ツグミ

    ふいっとすぐに逃げてしまうのはジョウビタキのオスです。

ジョウビタキのオス
かわいい。

    鳥はいるけど、なんだかつれないような印象でした。

    役員さんは、子供の頃に近くに住んでいたそうです。
     「昔はこのあたりは山の中で」
     「この崖にヤマセミの巣がたくさんあった」

    親水公園から見える大きな崖を指しました。
    ヤマセミは名前のとおり山を好むらしく、なかなか会えません。

    私はまだ会ったことが無かったので
     「えー……」
    羨望と絶望とが入り交じった声しか出ませんでした。

    探鳥会ご一行はこんな感じで歩き回って、最後に鳥合わせをしました。
    探鳥会で見た鳥を照らし合わせる作業です。

    「ダイサギ、いましたね」
    「ツグミ、いましたね」
    「ジョウビタキ、いましたね」

   役員はこんな感じで鳥の名前を役員が読み上げて、参加者は一覧表に丸を付けていきました。

    「気を付けてお帰りください」
   周囲にお礼を言って、解散となりました。

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