![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/78961307/rectangle_large_type_2_27d16aabe0942afbe3d4bffab6a4bda4.png?width=800)
山歩きで鳥見3<アカゲラ編>
T峠を経由してK沼まで戻りました。
私たちが何故A山に来たかというと、いつも私たちが読んでいる野鳥ブログに「A山でキビタキが合唱」と書いてあったからなのです。
私とモカさんは
「いないね、キビタキ」
そうに話していました。
お弁当を食べてから、もう少しK沼周辺を歩くことにしました。
朝とは少し違う道を歩いていたら、さっそくモカさんが鳥の姿を認めました。
「いた、キビタキ!」
しかも、2羽いました。
そうそう、昔の人が言いました。
2兎追う者は1兎も得ず、と。
2羽もいたため、慌てた私は、米粒のようなキビタキしか撮れなかったのでした。
だって、オスとメスのつがいだったら、つがいで撮りたいじゃないですか……。
![](https://assets.st-note.com/img/1653052097269-HB007Obmdo.png?width=800)
残念無念。
「なんで撮れないん」
見つけてくれたモカさんもガッカリ。
キビタキがまた戻ってくるまで少し離れることにしました。
K沼を4分の3ほど回ったときに、モカさんが別の鳥を見つけました。
双眼鏡で覗きながら
「いた、アカゲラ!」
「白樺、左、上の方」
簡潔に、的確に教えてくれました。
モカさんの見ていた方向に2本の白樺がありました。
左の白樺の、上の方を双眼鏡で見てみたところ、黒と赤い色が見えました。
「本当、なんかいる」
カメラで狙うとそれはアカゲラで、幹周りをくるくる移動しているのでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1653053087877-N8pOu368Pg.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1653052333371-H2G8SAkF02.png?width=800)
姿を見失っても待っていれば1周してまた前に来ました。
思いがけなくアカゲラを撮れたのでかなり満足でした。
キビタキには再び会えなかったのですけど、また次の機会を狙うことにします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?