ツツジとウグイス 探鳥会レポート<H湖編>2/3話 2024年6月
先日、ゆる支部の平日探鳥会に参加してきました。
場所はH湖です。
広場のところで休憩し、探鳥会ご一行は歩きはじめました。
ここから先は広い草原で、歩くための木道があります。
私の近くを学校の先生をしていた方が歩いていました。
N先生は
「ここの地形はちょっと変わっていて、あそこだけ盛り上がっているでしょう」
「戦時中の軍事演習場だったんじゃないかと思う」
「ここの正確な測量をしてみたいよね」
なんて言いながら歩きます。
また、珍しいクモを見つけると撮影したがったりしました。
鳥の声がたくさん聞こえてきます。
ホーホケキョケキョケキョ
ホットットギー
ケッケー
ウグイス、ホトトギス、キジ。
夏の高原に来たなぁという感じがします。
近くに大きな岩山があって、その上に鳥の姿を見つけました。
「そこに鳥がいませんか」
近くにいたHさんに教えました。
「岩の上、ほとんど真ん中、枯れた木にいます」
「あ、本当だ」
役員のMさんがスコープで合わせながら
「あれはでかいなぁ」
「大きさから言ってホトトギスかもしれないなぁ」
ちょうど背景が白い雲で、鳥の姿はシルエットにしか見えませんでした。
スコープ隊で猛禽類担当のSさんが
「もう1羽います!」
すぐ近くの枝にもう1羽止まっていて、鳴き合っていました。
ホトトギスはなかなか見られないので、探鳥会ご一行はかなり満足。
ゆる支部代表のYさんが
「せっかくだからウグイスも見たいなぁ」
そうだねぇと思いながら先に進もうとしたら、こんな声が聞こえました。
「ウグイスが出ました!」
まさかの!と思って慌てて戻ります。
「そこの花の上にいます!」
私の目の前には背の高い草が生えていて、カメラの焦点がなかなか合いません。
すると、右にいた人が手招きして
「こっちから撮れますよ!」
その声に大急ぎで移動しました。
ほんのわずかなシャッターチャンスでした。
ウグイスはすぐに飛んでしまいましたから。
でも、カメラを持っていた人みんな、ウグイスを撮れたと思います。
良いカメラを持っている人が、率先して撮れた写真をみんなに見せてくれました。
探鳥会ご一行はウキウキと先へ進みました。
また道路を渡って、集合場所の駐車場を目指します。
3につづく。
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