ムクドリの水浴び ご近所で鳥見散歩
大型台風が接近していたある日。
朝起きたら、外はくもりで、散歩に行けそうでした。
せっかくなのでご近所へ。
ここのところ毎日のように雨が降っていたので、川の水かさは増し、茶色く濁った水が流れていました。
私のお気に入りの定点観測地があります。
橋の上から見下ろすだけなのですが。
ここには、橋から見下ろす所に浅瀬があって、その奥に深さ30センチくらいの淵があって、浅瀬には小鳥が水浴びに来るし、淵には運が良ければカワセミが来るのです。
この日は茶色い濁流で浅瀬も淵もなくなっていました。
かなり残念です。
川にはほとんど鳥がいませんでした。
台風の時は川に近寄らないっていうのは鳥の世界でも常識なのかも?
電線にいた身近な鳥たちを撮りました。
自宅近くまで戻ってくると、さらに上流でオナガの声が聞こえました。
ここはオナガを撮らせてもらって記事のネタにしようと思い、もう少し歩くことにしました。
この間撮らせてもらったときよりも少し大人になったのか、親を待っているときはおとなしくしているオナガのちびちゃんでした。
親がおやつを持ってきたときだけはギィチチチと鳴きますが、そのあとはピタリと鳴き止むのです。
オナガの成長に感心し、帰り始めたところ、目の前を鳥が列を作って横切りました。
ムクドリが30羽くらいいたでしょうか。
8月下旬くらいからムクドリが群れを作るようになりました。
群れになったムクドリは草原で虫を捕まえていたみたい。
そのムクドリがぞろぞろと列を作って、広場(夏の間に草が伸びきって草原になった)から川を目指して移動しているように見えました。
川をこっそり伺うと、ムクドリが水浴びを始めました。
ここは県が親水公園にしようと工事したことがあったのですが、2度台風で流され、完成しないまま工事が中断になりました。
その公園になるはずだったコンクリートの一部がいい具合に浅瀬になっていて、ムクドリがまるで露天風呂を楽しんでいるみたいに見えました。
これはこれで面白いから、いっか。
そんな感じに満足して帰ってきました。
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