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10月に読んだ本まとめ・羊大好き!

2021年10月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1307ページ
ナイス数:63ナイス

10月は、今習っている「糸紡ぎ」関係の本が多かった。ちょっと現実逃避気味かもしれません。でも、糸を生き物の毛をいただいて作るという手仕事は本当に癒されますし、現代の人間には実はとても必要なことなんじゃないかと感じています。


■糸紡ぎのテクニックとデザイン: 紡ぎ方の基礎から応用、アートヤーン、道具や羊毛素材、準備まで
糸紡ぎを習い始めました。本書を読んで、こんなにも奥深く、様々な技法があることに驚きました。まだまだ普通に紡ぐことすらできませんが、アートとして糸を紡げるようになりたいとおもいはじめました。世界の流れと逆光するような糸をつくる行為。でも、これからの世界は自分の手で作り出すことが価値を持つ時代になると思います。古来から行われてきた糸紡ぎの作業が新しい贅沢な時間となって再び広がりを見せていくんじゃないかなー。
読了日:10月21日 著者:青島 由佳


■ミャンマーのすてきな手仕事をめぐる旅 (読む手しごとBOOKS)
一つひとつの写真が素敵なのだか、老眼のわたしにはもう目をシバシバさせてもよく見えないのが悲しい。ワンサイズ大きい本にして欲しいなんてのは贅沢でしょうか。人間は生きる限りおしゃれをしてしまう動物だと思うのは、各民族衣装や鞄の飾り。気の遠くなる細かい作業をなぜしてしまうのか!でも、いま、ミャンマーはどうなっているのかな?本書で取材されたような少数民族にとって、政情はどう捉えられているのだろうか。そして、ミャンマーに行って彼らの手仕事を見ることができる日はくんのだろうか?
読了日:10月20日 著者:春日一枝


■なぜ星付きシェフの僕がサイゼリヤでバイトするのか? 偏差値37のバカが見つけた必勝法
自分たちの常識から一歩抜け出てみることは本当に大切なんだと改めて気付く。一流シェフの著者は料理ではなく店舗マネジメントを学びにサイゼリヤでバイトしたので、その点では驚きはない。ただ、その目的遂行のための着眼点とその後の図早い行動は流石だなあた思う。何のために店をやっているかもブレがないから下働きのようや仕事も自らやれる。こういうふうになりたいとしみじみ思う。少し矛盾を感じたのは、バフェットが完璧に負けないとわかってしか投資しないという話と、まず行動せよ、との著者のモットーがどうリンクしてるのか、という点。
読了日:10月20日 著者:村山 太一


■大学教員 採用・人事のカラクリ (中公新書ラクレ)
10年前の本だが今も文系大学教員の就活事情は変わらないのだろうと思う。本当にリスキーでしんどい就活だ。このしんどさに挑もうと決意できる人を尊敬する。本書のタイトルにカラクリ、とあるが、私はそういうどぎつさを全く感じなかかった。至極真っ当な就活事例報告という印象。倍率が高い職種ではあるが、性格が良く雑務もこなせ、優秀な人ならば必ず職を得ているとのこと。どの職も同じだと思う。今後は一般のサラリーマンでも能力を常に高めなければならない世界がやってくる。そうなると大学教員のキャリア形成に学ぶことは多い。
読了日:10月11日 著者:櫻田 大造


■目標達成する技術
耳ドク。コーチングを勉強していたときに学んだエッセンス満載。この学びを本当に実践できたら成功できると思う。自分には成功できる要素がすでにある、と信じて、毎朝、最高の状態に自分を持っていく努力をすれば、絶対できる。でも、人間だから毎朝のインカンテーションを持続するのは難しいし、時々自分をうたがって元通りになるのだ。自己啓発本を読んでいつも思うのは、これを実行できたら本当に変わるだろうが、実行できる人は何をやっても成功する能力のある人だろうな、ということ。
読了日:10月08日 著者:マイケル・ボルダック


■きほんの糸紡ぎ: スピンドルをくるくる回して羊毛を紡ぐ
糸紡ぎ習い中。でも、スピンドルで紡いだことはありません。紡ぎ車以上にコツが必要そう。割と単純な工程だが、根気は必要。生きることは日々根気強く行なっていくことなんだなあ。ある意味、自我を捨てて、糸紡ぎに没頭して糸をいただいて生きるんだよなぁ。
読了日:10月04日 著者:緒方 伶香


■羊毛のしごと+
糸紡ぎを習い中。うまくできません!でも、羊さんから頂いた自然の毛を糸にするという古からの営みは本当に有難いこと。生活する事が地に着く感じだ。
読了日:10月04日 

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