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今年もよろしくお願いいたします
正月休みも明け、ようやく仕事復帰です。
年末年始は、お世話になっている方たちのあいさつ回りで、関西一帯を飛び回っておりました。
霧島、人望は皆無ですが、顔は無駄に広いので。
今月も霧島主催のライブとイベントが入っております。
とにかく稽古に忙しい日々です。
今年は、小説の連載もはじめます。
しかし、その前に有料の設定もろもろを調べないと。
原稿は、だいぶ書けてるんですけどね。
ちなみに1話、100円を予定してます。
なかには、「三文作家のくせに、お金、取るの?霧島の癖に生意気だぞ!」と憤る人もいらっしゃるでしょうが、会社の業務の一環として書かせていただいてるので、利益を出さないと話にならないのよ。
っていうことで、今日のお話は、久しぶりに就労支援事業所について。
就労支援事業所も、資本社会を生きぬく企業です
就労支援事業所というと、まず「障害や病気をもつ人が自立して働けるように訓練する場所」というイメージが最初にくると思いますが。
ここ、見落とされがちなんですけど、事業所はボランティアじゃないので、利用者さんが、自分のお仕事で利益を出せるようになることが大前提です。
A型は、雇用型で時給制なので特に。
元、指導員の立場から言わせてもらえば、死活問題と思っていただいて構わないです。
それで採算がとれるかといったら、事業所によっては限りなくブラックに近いグレーなことをしているところもありましたし、(真面目にやってる)事業所にとっても、利用者にとっても、労力に見合った利益を出すのは、なかなか頭の痛い問題ではあるんですけどね。
ただ、これは、今のご時世、一般の企業にもそのまま言えることですからね。
厳しいことを言えば、「法令順守で知的・精神障がい者を雇って、足を引っ張られるぐらいなら、少々の罰金を払ってでも、今いる社員で仕事を回していく」という方針の会社が、大半なことも事実。
草の根からの働き方改革
霧島は先月から、パソコンを設置して、在宅で仕事しているのですが、こういう生活に密着していない仕事ですと、フリーでやっていくのは、難しいな、と正直思っています。
ただ、希望的観測ですが、これから日本各地で、クリエイティブなお仕事ができる人をメインで採用する会社が、出来るかもしれない。
在宅なら、本社が東京だろうが沖縄だろうが、地球の裏側だろうが、難なく働けるわけですし。
要は、ワークスタイルが、もっともっと柔軟になる。
当然、バブルみたいな収入は見込めませんけど(というか、あれは異常事態)最低限、健康的で文化的な暮らしが保証できる程度ではあってほしいし、そうさせるのが、私たちの役目だと思っています。
英国、ふしぎ発見
霧島がやっていることも、広義の意味ではサービス業なんですけど、イギリスでは、少し前に階級制度がさらに細かく分類されたようで。
ご存じない人のために説明すると、ヨーロッパっていうところは格差社会のさらに上を行く階級社会でして。
ざっくりいうと、爺様婆様の代から、脈々と。
上流社会のおハイソな方々、中産階級の方々(現代日本における、ええしの子。)そして人口の半数以上を占める労働者階級(例・霧島夫妻)の方々の三つに分かれるわけです。
イギリスなんて、お茶の入れ方ひとつでお育ちがわかる、というシビアっぷり。
これまでの労働者階級というと、『ザ・サン』(東スポ的なアレ)を愛読していて、デカいテレビと車が自慢の、フィッシュアンドポテトで育てたビールっ腹のオッチャン。(偏見)
が定番だったのですが。
ニューウェーブが、新興サービス労働者。
団塊世代のオッチャンに比べると、低所得ではありますが、クリエイティブ系サービス業についていて、人脈が広い、今どきの若者を指すそうで。
「お金は無いけど、知識は豊富、ささやかな夢をかなえて、まあまあ仲間との付き合いも充実している」人々。
わかりみが深い。
霧島、若者じゃないけど、ちょうど、このグループの先駆けですわ。
長くなるんで、まとめに入りますけど、もっと、エマージェンシーな私らが
暮らしやすい社会になるための、ちょうど時代の転換期に立ち会ってるんだなー、という気はします。
もちろん、私たちも傍観するんじゃなくてね。
当事者意識をもって、ね。
ということで、今日はおしまい。
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