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【②】SadnessのI Want to Be Thereが好きで。


こんばんは。

キロネックスです。

今回も嵩増し記事でなんか適当に好きなアルバムでも話そうかと思います。

前回のSlintもあるんでとりあえずナンバリングしときました。
多分そこそこ続きます。
特に理由は無いですが100ぐらいまで行きたいですね。その前にnoteのサービス終わる方が早そうだけど……


まあ最近仕事忙しいのとかもあって

結構ストレス半端ないんですが
もうぐちゃぐちゃのねちょねちょなんですが
なのでぐちゃぐちゃなよく分からない曲紹介しようと思います。


今回はアメリカのブラックゲイズバンド、Sadnessの…………

……何枚目だ?これ?よく分からないですけど2019年にリリースされたアルバム、I Want To Be There のお話です。

アルバムが何枚目なのかわかんないのは情報がめちゃくちゃ少なくてね。ごめんなさいね。英語のはいっぱいあるんでしょうけど。
残念ながらToeic 180点では読解できないんだワ。

それでも一応なんかlast.fmのプロフィール貼っとくんですけど(英語)

Sadness is a depressive black metal / blackgaze / post-rock band, primarily created by Damián Ojeda, from Oak Park, IL, United States, formed in 2014.

Bandcamp: http://sadnessmusic.bandcamp.com

これだけなんだわ。

どうやらこのDamián Ojeda って人のワンマンプロジェクトみたいな感じっぽい。本当かどうかよくわかんないけど。


まあよくわかんないから……
それはそれとして行きます。





今回はブラックゲイズというなかなかニッチなジャンルです。
一般的な方から見れば。

ブラックゲイズというのはざっくり言えば
ブラックメタル

シューゲイザー
という音楽ジャンルが組み合わさったものです。


ブラックメタルはメタルです。
メタルなんでだいたい五月蝿く、大体ドコドコしてます。
今はそうでも無いですが昔は顔を白塗りにし、悪魔崇拝をして、教会を燃やしまくったという筋金入のやばいヤツらが多かったジャンルです。まぁ今はそうでも無いです。
特徴としてはかな切り声のようなデスヴォイス、シンセや電子音でメタルにちょっと宗教的で壮大な雰囲気を醸し出してる感じ。Emperorってバンドが1番わかりやすいんでもし知らない方は是非。
ちなみにEmperorはフロントマンであるイーサーン以外のオリジナルメンバー全員が傷害・窃盗・放火・殺人等でしょっぴかれてるという面白エピソード(?)があります。当時のブラックメタルシーンが以下にやばかったかというのもわかるエピソードですね。


シューゲイザーは…………轟音の空間系を多用したギターと囁くようなボーカルが特徴のオルタナティブロックです。
最近もう有名すぎるので解説するのもだるくなってきました。
ご存知ない方はMy Bloody ValentineのLovelessってアルバムの何でもいいから1曲聞いてください。そこにこのジャンルの全ての要素があります。


そんな訳でその2つのジャンルが組み合わさった音楽がブラックゲイズっていう訳です。

特徴はほんと上記2ジャンルの特徴がどっちか出てたり出てなかったりなので完全に塩梅ではあるんですが……

まあ基本的にドラムがやかましくわりかしなんか壮大でギターもスピードは早くはありませんがMetal Zoneみたいな音をずっとしてたりしますが、曲自体は非常に柔和で落ち着いた幻想的なものが多いです。


ジャンルの話はここまでにして肝心の今回の主題であるアルバムの話に移ります。


以下Spotifyのリンク


収録曲わずか6曲。
8分の曲が何個もあったり2分台の曲もあったり人を馬鹿にしている構成しています。


どうでもいいですけどこのアルバムジャケットなんか好きなんですよね。
誰かが両手を掲げているシルエットが暗く映し出されていて、上空に電塔の架線と鮮やかなピンク色で塗り潰された空に覆われている感じが……なんか凄い対比があって良い感じです。

まぁピンクといえば……シューゲイザー好きとしてはお馴染みの色なので。狙っているかもしれません。



曲の特徴ですが……

基本落ち着いたギターがあった後に
もう嵐のようにデカい音のギターとドラムとシンセか超Hi-Fiエフェクターかわかんないですけど音がバカーーーんと入って音の洪水が突然来て

ブラックメタルっぽいかな切り音みたいなデス………でもないもうほぼ合唱の叫び声みたいな感じなものが入ってきて

そしてまた嵐のように音が去って静けさだけが残っていく…………………


アルバム全体を通して本当に嵐の前、嵐のさなか、そして嵐の後のような静けさ……
それら全てを感じるアルバムです。

ぐちゃぐちゃ過ぎて正直よく分かりません。

1曲目のIn The Distant Travelsに至ってはもうツーバスです。はしゃぎすぎでしょう。

3曲目のMomentsはひたすら美麗のノイズを2分半鳴らし続けるだけです。これは台風の目みたいな感じで良いですね。やっぱり嵐みたいなアルバムです。

5曲目のYou Dance Like The June Sky(君は6月の空のように踊るという激エモタイトル)も3分半までクリーントーンで騙されますが結局音の津波がやってきて全てを流していきます。


基本的に8分台のやつは大体……こんな感じなのでもう美麗で壮大な音の洪水をひたすら浴びて最後には清廉な静謐さに浸るというこの感じが好きな方は好きなアルバムでしょう。


もう嵐つったけど……サウナだよな。
サウナみたいなもんですこのアルバム。大体の曲サウナみたいなもん。


そんな感じのアルバムですが、とんでもないキラーチューンがあります。

それは2曲目、I Want To Be With Youです。

初めは落ち着いたクリーントーンで始まります。

そして1分5秒付近から、クリーントーンにはあまりにも似つかないやかましいドラムが入り
1分半から、あまりにも壮大ノイジーなギターのトレモロか何なのかよくわからないまた余りにも透き通るほど聞こえ心地が良いギターの轟音が入ります。

段々その音の圧と波は小節を経るごとに増していき

3分40秒付近から、ほぼ子供のようななんとも言えない声がコーラスと言うには余りにも壮大すぎる合唱のような形でボーカルが入り

4分30秒から、その全てが消え去って行ったかのようにクリーントーンの物悲しいメロディが続いて曲が終わります。

本当このアルバム全体がこの1曲に集約されているかのような気迫の曲でまぁこのアルバムの代表曲というかこのアーティストで1番再生されている曲になっています。

曲構成、メロディの美麗さ、それら全てが綺麗なので是非聞いてみてくださいね。


そんなこんなで最近のブラックゲイズの1枚、SadnessのI Want To Be Thereでした。

曲もタイトルもジャケットもなんかちょっとエモいですがYoutubeチャンネルのコメントまでエモかったでした。

今回はそれとそれを翻訳にぶっ込んだやつ入れて終わろうと思います。Toeic 180点で何も自信ないから。 

それでは。


This is our secret my fellow watchers.
__この曲は私たちのささやかな秘密です。



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