story.08 papaとELLEGARDEN

10年の月日がくれたもの

今日、papaはELLEGRDENのライブに参加する。

mamaの妊娠がわかってから初ライブだ。

単に久しぶりということでワクワクドキドキしているのもあるが、やっぱり10年間待ち続けたという気持ちが非常に大きい。

大学生から大学院生になり、社会人になり、転職し、結婚し、papaになった。この10年間に起きた人生の変化は、一生忘れることはできないだろう。つい、人生の変化というものを感じることなく、日々忙しく過ごしてしまうことが多い中、ELLEGARDENからの贈り物はとてもよき贈り物だ。

どこまでも自分たちを貫くELLEGARDENというバンドの生き方に憧れた。

細美さんに会えたら死んでもいい……なんて思っていた時期もあった。

うぶのギターに聴き惚れ、髙橋さんのドラムにいつも胸躍らせていた。

ゆういちのことは、正直自分がベースをはじめる前は、単調なベースラインだなとかって思っていたけど、いざベースをはじめると、安定したベースラインをずっと弾き続けることの難しさを知り、あらためて尊敬した。

ただ、社会人になり、奥沢で一人暮らししていたときにローソンでゆういちを見かけた時は、意外と興奮がそこまでなかったことは伏せておく。

2018年8月8日 @新木場コースト with台風13号

10年が経ち、mamaがいて、musumeがいる。

「ELLEGARDENに必要な10年だった」という髙橋さんのブログ。

おそらく、ファンにとっても必要な10年だったと思う。

そんなみんなの10年が集まって、混ざりあう。

2018年8月8日はすごく特別な日になるのだろう。

台風13号だって一緒に盛り上がりたいのもよくわかる。

明日は、mamaとmusumeにできる限り臨場感たっぷりでセットリストを流しながら、熱く語ろう。

今日だけは自分のために楽しんでくる。

いい感じだ。

【カバー写真】これを着て、最高の一日にしよう。