story.02 papaってなんだ?
勘違いpapa
さて、待望のmusumeが誕生。
人生でこれ以上ない感動を味わいながらも、一つの疑問にぶつかる。
「なんだ、なんだ、世の中のpapaって何をやってるんだ?」
病院からの帰り道、缶ビールを飲みながらうーん、、、と唸る。
そして行き着いたのがこれら5つの考え。
〈papaの心得(初校)〉
考え1:仕事をして、お金を稼ぐが最重要
考え2:musumeの育児をサポートする
考え3:mamaへの感謝を忘れない
考え4:休みの日は、musumeの相手をしっかりとする
考え5:夫婦ともに子育て1年目だと認識して行動する
何か並べてみると良さそうな父親像だな笑
しかし、chiroman familyでは、まぁ空回り。
〈papaの心得(初校)撃沈 orz…〉
考え1:仕事をして、お金を稼ぐが重要
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招いた結果:「そんなに文句言うなら、自分で稼いでこい!」というようなNGワードを言わなかったけれど、早く帰宅した日も、休日もmusumeが寝た夜中に仕事をしていた。mamaがmusumeだけでなく、papaの心配もして心身ともに疲れ果てる。そして、papaも疲れ果てる……苦しかったなー、、、(遠い目)
考え2:musumeの育児をサポートする
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招いた結果:同じように育児のサポートという感覚で接している義理の母親に嫉妬。我ながら情けない。。。
考え3:mamaへの感謝を忘れない
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招いた結果:mamaへの余計なプレッシャーを増大させる結果に、、、
考え4:休みの日は、musumeの相手をしっかりとする
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招いた結果:musumeの世話をして、mamaを育児から少しでも離せば休まるという勘違い。
考え5:夫婦ともに子育て1年目だと認識して行動する
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招いた結果:こんなものmamaは意識しなくても毎分毎秒痛感している中、変な余裕を持つ勘違いpapaにイライラを募らせるmama。
自分としては一生懸命向き合っていたけれど、自己満足、一方的な勘違いpapaですな。
papaの方向転換
mamaには申し訳なかったけど、こんな失敗を繰り返し続け、徐々に軌道修正を試みる。
〈papaの心得(再校)〉
NEW 考え1:仕事をしてお金を稼ぐは、家族の幸せを築く手段のひとつでしかない
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ポイント:家族が体調崩す方がよっぽど金銭的にも精神的にもすり減るんだわ、これが。
また、仕事のやる、やらないの判断がつけやすくなった。
結果、転職という視野が開け、幸運にも給料も変わらず、職種もほぼ変わらず、経験したいことをある程度経験できる、土日を休める仕事に就くことができた。
NEW 考え2:育児のサポートが役割ではない
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ポイント:おっぱいも出なけりゃ、寝かしつけもままならない。だからサポートって感覚になりがちだけど、そうなるとmamaから言われたことをやろう!(キリッ)とか、mamaが大変そうなことを手伝おう!みたいに、「mama」軸の考えだけになってしまう。もうね、当時の自分には天の声に少しでも耳を傾けて欲しかったよね。
天の声さんも、「papaも親であり、主体的に育児をようぜ!」って言ってたと思う。
NEW 考え3:何でもかんでもmamaへ感謝すればいいわけじゃない
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ポイント:感謝は大切。だけど、mamaはできなくて、上手くいかなくて悩んでいたり、悲しんでいたりするときもある。まずはmamaの気持ちを聞くことからはじめた。
NEW 考え4:休みの日はfamilyの日である
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ポイント:実はmamaは1人でいる時間と同じくらい3人で過ごす時間を欲していた。疲れてるから、musumeと2人で公園に行けば、散歩に行けば、他の部屋で遊んでれば休ませてあげられる!って考えは間違い。バランスを考えてあげられなかった。あと、papaとmamaの2人の時間もfamilyには重要。
NEW 考え5:papaはいつまでたってもはじまりの街気分であることを自覚する
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ポイント:mamaとの経験値の差は雲泥の差。papaはアリアハン周辺のスライムを倒しては喜んでるレベル笑。mamaは瀕死の戦いを続けながら、いつのまにかダーマ神殿に行き、転職するレベルまで急激にレベルアップしていることを心得る。3歳児の母ともなれば、バラモスは倒す勇者のようだ。ちなみに、わたくしchiromanはようやくダーマ神殿でpapa(正式)に転職した気分。
家族によって、父親・母親の役割だったり関係性って変わるから、どれがいいというわけじゃない。
だから、How to ブログとか記事とかはあまり参考にしすぎないことが大事。それに、自分も含め大したこと言ってないから笑
やっぱり家族のかたちにあわせて、考えて行動できる余裕を持っている立場の人がpapaには多いので、いろんな意見を参考にしながら自分なりのpapaのなりかたを考え欲しい。そんなきっかけをもっともっとつくっていきたい。
【写真】musumeのはじめてのおつかい風
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