好きなことと仲間について

最近、自分の理想の仕事像について考えることがしばしばある。

その理想の仕事像を一度まとめてみた。

①基本的に自分一人で仕事が完結する
②自分の長所や好きなこと・興味関心のあることを
 活かせること
③自分で仕事の内容や量をコントロールできること
④家族にある程度不自由のない稼ぎを生み出すこと

大きくはこの4つのポイントが重要だとぼんやりと考えている。

私は内向的で基本的に1人でいる時が好きな人間だと思っている。
だから仕事においても基本的に多くの人との調整を必要とせず、
自分のスキルや能力といった個人技で稼いでいきたいと考えている。

ただ、この考えが最近少し変わってきている。
きっかけは自分の好きなTVゲームである。

小さい頃から暇さえあればゲームをやっていた。
社会人になって、仕事に追われて自然とゲームをする時間が無くなっていたが、何か趣味を持ちたいと思い最近改めてゲームをするようになった。

しかしある程度ゲームの内容をクリアすると、ゲームに対して
「作業感」を感じるようになり、途端にゲームに対する意欲が減少してしまうのだ。

そうなったら次に、YouTubeにアップされている「ゲーム実況動画」を見始めて、楽しそうにゲームをプレイしている姿を見て「いいなぁ」と羨ましがる。

ゲーム実況動画で「いいなぁ」と感じるポイントは、みんなと一緒にゲームを楽しんでいる感覚だと思っている。生放送では視聴者と一緒にゲームをプレイして楽しみ、投稿動画でもコメントや視聴回数といった視聴者とのある種の共有感が味わえると思っている。

つまるところ、自分もゲームでの「仲間」が欲しいということだろう。
一人で好きなことを楽しむよりも大人数で好きなことを楽しみたいという願望が強いのだろう。

小学校や中学校までは自宅に集まってゲームをみんなで楽しむのが日常だったか、高校からは周りにゲームを楽しむ人間が少なくなり、気が付けば
自分一人でゲームを楽しむことが増えていった。そして、基本的にそこまで友人と呼べる人が多くない私は、現在見事にゲーム仲間は0人である。

ということもあり、仕事では「基本的に一人で完結する仕事が良い」と思っていたが、多分そうではなく「同じ思考の仲間と一緒に仕事がしたい。そして、仲間にも認めてもらいたい。」というのが本音なのではないかと考え直している。好きなものほど、素の自分が出ると思うので。

自分をあらゆる事象や感情に対して「なぜだろう?」と深く考えていくと、
「本当の自分」が見えてくる気がしていて、最近少し楽しくなってきた。
(上記の考察も本当に「本当の自分」なのかはもっと深堀しようと思う。)

これをご覧になっている方々も、何かしら感情が動いた際は是非
「なぜだろう?」と深堀することをオススメする。

最後にあと一つだけ言いたいのは、
自分の好きなことはさらけ出したほうが良かったと今となって痛感している。私はものすごく人の目を気にするタイプ&かっこつけたがりのため
「ゲーム好きって言ったらかっこ悪いかも…」と思い、全く表に出していなかった。その結果がゲーム仲間が0人である。ツラい。

好きなことをさらけ出すことで、同じ思考の仲間が集まり、
もしかすると趣味だけでなく仕事にも繋がることもあると思うので、
これからはドンドン公言していこうと思う。いつになっても「もう遅い」ということはないと思うので、これからリスタートしてみようと思う。

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