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”I am…゛について

NFTクリエーターのちりんです。
今回はfoundation作品のI am…について語ります。今作は2か月半ぶりのNFTでして、少し緊張感をもって作品制作しました。(空白の2か月については、後日お話します)

I am…というタイトルは、I amのその先に言葉が続くだとか、意味があるのではなく、あくまで言葉そのものに注目していただきたいです。
I amとは一人称。この二人の人物は同一人物ということになります。ぱっと見、双子にも見えるかと思いますが、確実に同一人物です。

まず、ディスクリプションの本文をご覧ください。↓

《人は誰しも、自分の全てを他人にさらけ出しているわけではない。仕事、家庭、友人、恋人の前で見せる顔はそれぞれ異なる。
それは決して、二重人格という意味ではない。あくまで自分自身が認識し、自分の中の一つの意志のもと形成された特性である。
作品の中の彼女もこれと同じである。普段は仮面の下に隠しているだけなのだ。
どちらも彼女自身であることは間違いない。

薔薇には、美しさという花言葉がある。
「美しいものには棘がある」
美しく可憐な彼女にはどんな棘が潜んでいるというのか…?》

文章にある通り、彼女たちは同一人物であり、また二重人格というわけではない。誰もが持っている多面性がテーマです。
私自身だって持っているし、画面の向こうにいるあなたも持っているものです。


仮面の彼女の話をします。
・なぜ目を隠した仮面をかぶっているのか?
他人から認識されない人格(顔)のため、顔が見えない、姿を見られないという表現をしたかったためです。※一部の他人からは仮面の下の顔が見えている場合もあります。
目のみ隠した理由は、目は口ほどにものを言うから。目だけで喜怒哀楽を表現できるので、目を隠すことで、仮面の下の素顔がどうなっているのか、不明にしました。
・同一人物であるのなら、なぜ彼女の姿はもう一人の彼女と反対なのか?
同じ人物であるが、違う性質であるという事を表現したかったため、
鏡に映っているようにした。鏡とは、真実を表すもの。

以上が作品についての解説です。ここからは描いてみての感想。↓

今作は暗い色を沢山使って、微妙な明度差で描きました。いつもははっきり何の色が入っているかわかりやすかったかと思いますが、少しチャレンジしました。また、これは自分自身の体感なのですが、今までの作品と比べて、
作品そのものがスッキリと見やすいものになったかと思います。
「余計なものを詰め込みすぎず、伝えたいことだけを描く」ということを
教えてもらった効果でしょうか。※このお話は後日改めてします。

あと薔薇!!描くのが超楽しかったです。こんなに薔薇を上手く描けたのは初めてで感動です。またお花描きたいです。。(*´ω`)
久しぶり?にダークな世界観で描いてみましたが、ダーク最高です。暗闇の中でキラキラ輝く瞳や薔薇を描けて、幸せでした。

それではまた、次の作品の時に語ろうと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

おわり





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