15.ソロライブ

7/27、語呂合わせで「なづなの日」。
この日はスパガメンバーの樋口なづなちゃん(以下、なさん)のソロライブがあった。
なさんのソロライブなので当然推しはいないのだが、普段仲良くしてくれているヲタクになさん推しが多いのもあって行くことにした。
シンプルに今のなさんがどんなソロライブをするのかにも興味があった。

タイトルは「ノスタルジックティーパーティー」。
何やらコンセプトがしっかりしていそうで期待値は高まる一方。
連番する友人と少し早めに集合して会場であるパームス秋葉原がある建物の1階で事前にティーパーティーしてから入場。
(後から知ったが友人は開演直前までタイトルを知らなかった。この時間なんやってん。)

開演間近、客入れのBGMで『Hero』がかかる。
この曲は1回もライブで披露されていないという事実を隣にいた古参のヲタクに教えてもらっていたら、急に曲が変わった(確か『ラブサマ!!!』だったと思う)。
「開演前最後がHeroはナシだったんでしょうね…(笑)」とか言ってたらすぐ開演したので本当にそうだったらしい。ドンマイHero。元気でな。

(以下、うっすらとなづなの日の本編のレポ的なことをしますが、割と不正確なので正しいレポをお求めの方は他の方のツイート等ご参考にされた方がよろしいかと思います。)

雷の音が鳴る中登場。何やら不穏な空気だ。
1曲目はなんと『ガラスを割れ!』(欅坂46)。
きれいなドレスに身を包んだなさんとは似つかわしくない曲だった。
サビの印象的な振り付けはしっかり踊っていてさすがだなあ…と思っていたら2サビ前の「Rock you!」で音が止まり、2曲目『丸の内サディスティック』へ。
演出家・樋口なづなの「本気」のパーティーが始まった。
途中で舞台上のテーブル上のティーカップの中身を飲むと魔法?にかかる演出がありそこからかわいい曲ゾーンへ突入したり、チェキでテーブル上の撮影をしたり。そして戻ってくる雷鳴。「まさか…」と思うのも束の間、『ガラスを割れ!』の2サビに戻ってきたのである。

思わず頭を抱えた。この人は天才だ。

気づいたら本編が終わり、場内にはアンコールの拍手が鳴り響く。

アンコール前の言葉で、『ガラスを割れ!』で厳しい現実や日常を表現して、「かわいいは負けない」をティーカップ等で表現したのかなあ、と自分なりに解釈した。

そしてアンコールの「ね〜え?」(松浦亜弥)で最高のアイドルを表現し、終演。

私が今まで観た「推し不在のライブ」史上最高の公演だった。
演出家・樋口なづなさんによるスパガのワンマンが観たくなった。これはもう本当に叶ってほしいのでこれから事ある毎に声を大にして言いたい。

そして、10/10に推しのソロライブがある。
推しにとって最初で最後のソロライブだ。
(昨年の生誕はあくまで生誕祭という位置づけだったのでノーカウントにしている。)
どういった選曲をするのか、衣装はどんなものを着るのか…今から楽しみで仕方ない。
なさんのソロライブが素晴らしかっただけに期待が高まる。
推しはとにかくこだわりが強い人で、いい加減なクオリティのものを出してこないことは知っているので、心配はしていない。
逆にこだわりすぎて準備期間に体調を崩さないかだけが心配である。

推しの卒業発表から2ヶ月弱。
推しのソロライブ開演まであと約2ヶ月。
ソロライブ終演から卒業までも約2ヶ月。
ここまであっという間の2ヶ月だったから、残りの2ヶ月×2回もきっとあっという間だ。
ありきたりな言葉だが、大切に過ごしたい。






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