医師の助けを借りて自分の正体を見つけた私。
一方自分で哲学し続け自分自身を見つけつつあるクロミツ。その違いは‥
自分との対話
クロミツは自分の内なるもの、内なる自分をバケモノとして対話を始める。
それが自分自身、自分そのものである事に気付く。
出来ない自分を責める事が自傷行為である事を悟り、無意味である事を知る。
「欠陥を許せ!」という究極の結論まで行き着いたクロミツ。
もしここで許せなかったとしたら。
障害を基とする「欠陥」は消え去る事無く永遠にクロミツを悩ませ続ける。
自己を取り戻す
長い年月を掛け屈辱も味わい、最後に自己を取り戻したクロミツ。
この結論に増すものは無い。
健康な自我
最後に自分自身、つまり自我を救い出したクロミツ。
これはクロミツの自我が健康であった事に尽きる。
なぜ自我が健康であり続けたのか。家庭と言う逃げ場が確保されていたからだろうか。それは分らない。
もし自我がしっかりしていなければ、うつ病になったり、或いは突然折れて生きるのを辞めてしまう。
もう一人の自分
クロミツは、自分の中のもう一人の自分(自我)をバケモノと表現し、遂に内部にある綺麗な自分(自我)を救い出して終わる。
実は私たち自閉症は、この内なる自分(自我)の状態をモニター出来ない。
モニター出来ない自我は無いも同然。はかない存在なんだ。
その理論がマインドブラインドネス理論。
自閉症の頭の中には相談するもう一人の自分が存在しない。
この辺の話は難しすぎるのでまた後で。
転載した画像はクロミツさんの了承を得て掲載しています。
分かりやすくするため一部憶測も含まれています。何卒ご了承下さい。
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