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凪のお暇を楽しんでいた感想みたいなもの(ゴンさんも慎二も出てこない)

※先日、身内で同人誌即売会をしました。(楽しかった)。こちらはそのために作った同人誌の前書きとして収録したものに手を加えたものになります。

先日、突発的に講座に参加したら「学校だったら明日からクラスで浮いてたわ」みたいな感じでスベり散らかした。

私というやつは、いつもそうだ。

これが学生だったら明日からの学校が絶望的だったところなので、大人でよかったと思う。

私は先日最終回を迎えた、漫画原作のドラマ「凪のお暇」を楽しんでいた。

「凪のお暇」は、原作の漫画から好きな作品で、主人公の凪ちゃん28歳はめちゃくちゃ不器用で、空気を読み続けるのにしんどくなり社会からドロップアウトして立川でお暇ライフをスタート。アパートの住民との交流や元カレの侵攻を通して自分を見つめ直していく話(みたいな感じ、めちゃくちゃざっくりした要約)。

そんな凪のお暇、凪ちゃんの「私と1対1で話してても楽しくないだろうな…」という心情だったり、何とコメント返すか悩みすぎて「わかる」しか言えなくなるといった生き辛そうさにめちゃくちゃ感情移入して読んでしまう。
……てっきり私は、この作品はみんな凪ちゃんに共感して楽しんでいるのかと思ってたんだけど、どうやら必ずしもそういうわけではないらしい。

「凪のお暇」面白いよねという話をしていた時に、「面白いけど主人公には共感はできないんだよねー。見てるとイライラしちゃったり」という返答がかえってきた時はビビってしまった。凪ちゃんの同年代女子は勝手にほとんどの人が同様のモヤモヤを抱えて楽しんでいたんじゃないかと思っていたが、どうやら凪ちゃんへの共感具合は人によりさまざまらしい。凪ちゃんを見てるとイライラする人もいるんだなというのは……あぁ、わかるけどあぁああ……。自分でもわかってるんだけど人をイラつかせてしまう時ってあるんだよな……(凪ちゃんへの共感度MAX)。

これまで人間関係でほとんど悩むことなく生きてきたって人に稀に出会うことがある。初対面の人とすぐに仲良くなれる人をうらやましいなと思ったのは一度や二度ではない。

新しい場では浮かないだろうか、私はうまく振る舞えるだろうか、変な空気にしたらどうしようみたいな不安を私は常に抱えているけど、そういう悩みを抱えずに生きている人もいる。
でもそういう人にはまた別の苦しみがあるし、みんな人それぞれ生き辛さは絶対にあると思うし、その人の苦しみは当人じゃないとわからないんだよね。

だから自分みたいな考え方する人もいるんだなーって救われた気持ちになった凪のお暇には勇気をもらった。凪ちゃんに共感できない人がいるのは自分的には意外だったけど。


……っていうめちゃくちゃ重い導入からFGOの二次創作本コピ本をはじめて作ったんですが、こんな重い導入から入るギャグ寄りの日常同人誌ってなんなんだ。
この時頒布した本は"もしもコミュ障マスターが人理修復を目指したら"という本でした。約三年待ったサーヴァントやっと召喚できたけどイケメンな英霊、確実に人見知りするしそんな中で適切なコミュニケーション行えるん?ってふと考えたら止まらなくなりこんなことになりました。FGOは楽しいよ。
こちらの本はもうめっちゃくちゃ恥ずかしいからきっと世に出すことはないと思うけど、前書きだけ供養した。凪のお暇原作もだしドラマもありがとう。最初配役イメージ違うなと思った俳優さんもいたけど結果、これはこれであり!とすごく楽しんだ。

#感想 #凪のお暇 #凪のお暇感想 #人付き合い #コミュニケーション

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