見出し画像

Duolingoに追い立てられながら、韓国語を再開した話。

最近読んだ本で「落ち込んだ時に、自分の中に別人格を作って励ましてもらう」という方法が紹介されていた。

自分好みの人格を作り上げてもいいし、好きなキャラクターや芸能人、歴史上の人物などに出てきてもらっても良いとのこと。

「そんなら日替わりで登場してもらっちゃうよー!!」と、落ち込んだ時や嫌な記憶やしんどい感じがヒタヒタ近づいてくる気配を感じると…

「○○、もう忘れて良いんですよ?」
「十分がんばって来たんだから、もうゆっくりしましょう」

などなど、優しく励ましてもらっている。

え?キモいって?

キモくたって良い!だって実際、結構効果ある。
おすすめです。

そんな風に色々と励ましてもらっている面々は、自分が応援するグループのメンバーな日もある。

わたしはコロナ禍でK-popに出会いハマり、紆余曲折ありまくったのち、今は適度な距離感で好きなグループをのんびり応援中。

(紆余曲折の経緯や、一番盛り上がっていた頃の熱い記事などは、ご興味あれば過去記事からお探しください)

きっと他国の文化に夢中になった人は、一度はみんな考えるはず。

言葉がわかるようになりたい…!!!翻訳なしで楽しんでみたい…!!と。

わたしも勿論そう考え、市が主催している韓国語講座に通い始めたのがちょうど2年前のこと。結局途中でやめてしまったのだけど、その後も細々と独学で勉強を続けていた。

でも昨年、応援していたグループに色々と巻き起こり、「もう無理」と気持ちが冷めきってしまった。

そうなると、彼らの言葉を理解したくて始めた韓国語を続ける理由もなくなり、勉強もやめた。

(今は自分なりに気持ちの整理がついたので、まったりと応援している)

正直な話、語学の勉強自体が好きです!という人じゃない限り、情熱を燃やし続けるのはとても難しいと思う。

そこから1年ちょっとたち、どうしてまた韓国語を始めたかというと、きっかけはとあるプラスサイズモデルさんのツイートだった。

その方のパートナーはフランスの方なのだけど、「Duolingoで地味にフランス語を学び続けて半年になった。わーい」という言葉と共に180日連続記録です!というスクショが貼られていて、「ほーーー!!そんなアプリがあるんか!?」と初めて知ったのだ。

そして、アプリならわたしもまた勉強できるかもしれない…?と、速攻でダウンロードしてみて、今に至る。今日で37日目です。

このキャラがクセ強く励ましたり、レッスンに促したりしてくれる。


わたしは根がクソ真面目なので、勉強といえばちゃんとテキストを買って、単語帳を買って、最初からコツコツとやり遂げるべし!!と思っていた。

でも、続かなかった。

テキストでの勉強だと、「それを開く」作業が必要で、そんな些細なことが、だんだんと苦痛になってくる。一旦手を止めてしまうと、テキストは物言わぬ本ゆえ、その存在も忘れてしまって…

その点アプリだと、日付が変わった瞬間に「さあ!レッスンの時間です!」と暑苦しく通知がやってくるし、「あと5XPでランクアップ!」「30日がんばったからご褒美あげちゃう!」と向こうからこっちへ歩み寄って来てくれる。

これがわたしには有難くて、1ヶ月以上続けてこられた理由だと思う。

そしてもうひとつ、去年までとの大きな違いは、「韓国語を趣味にしちゃおうマインドで楽しくやろう!」と決めたこと。

韓国語を始めた頃は、どうせやるなら検定もバンバン取っていずれは仕事にできるくらいになろー!!!って燃えていた。

勿論バリバリと独学で勉強し、本当にお仕事にされている方もたくさんいる。韓国語の勉強方法のブログやSNSをたくさん見てきたけど、みなさんめちゃくちゃストイックなのだ。

が、わたしには無理だったのよ。
残念無念。でも仕方ない。

元々英語も全く興味がなく、学生時代はテストの点だけを取るために必要最低限しか勉強してこなかった。そんな自分が語学を勉強しているだと…?

それだけでもう予想外!人生何が起こるかわかんないねアメージング!な状態なので、とにかく楽しくやればいいな!と思うようになった。

そう思えたのはこのお手軽アプリのおかげだし、毎日継続しないと連続記録が無くなってしまうのが嫌だから、やるしかない。

朝と夜に勉強すれば、一定時間経過後に15分間XP2倍のボーナスタイムが貰えるから、それに合わせてせっせとこなす毎日。まさに、追い立てられるように。

今の小さな目標は、簡単な会話やコメントを読み書き、聞き取りできるようになること。

Instagramで韓国人のイラストレーターの方と相互になり、コメントをやり取りするようになったのだけど、まだまだ翻訳アプリの力を借りないとスムーズにできなくて。

推しの言葉を100%理解できるようになりたい!いずれは仕事にしたい!とは今はもう思っていない。

この先の人生での楽しい趣味のひとつとして、細々とコツコツと続けていければそれで満足だと思っている。知らないことを知っていくのが楽しい。

✳︎とはいえDuolingoだけでは限界があるのは確か。文法的な説明が全くなく、単元が変わるたびに出てくる例題からそのまま暗記する。どういう活用でそうなっているのかが全くわからないので、疑問点をメモしておいて、手持ちのテキストで確認するという方法で進めています。勉強→例題というのが一般的な学習だと思うけど、例題→勉強て感じです。

毎日韓国語に触れる時間を作れているだけで、good job。





ここまで読んでくださり、ありがとうございます♡いただいたサポートは、心身のコンディションを整えるために大切に使わせていただきます。(鍼灸代、治療費、書籍費、一息つくためのコーヒー代など)