ファンになったタイミングが、わたしのベストタイミング。
あと数年早く、彼らに出会っていれば…!!
何かを好きになった時、運良く「始まり(デビュー)の瞬間」から応援できるかもしれない。
でも実際は、そうじゃないことの方が多いと思う。
「今日知ったこの漫画めちゃくちゃ面白いけど、次回が最終回?!」
「2年前にやってたこのドラマはちゃめちゃに好きやけど、リアルタイムで見れていたら一緒に熱狂できたのに!!」
「あああ、なんで次回で退団してしまうんだ…あなたに惚れたのは、この公演からなんです」
もっと前から知っていれば、夢中になれていたら、もっともっと楽しめたのに。一緒の時間を過ごせたのに!
そんなジレンマはどの界隈にも溢れている。
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「Dynamite」からBTSファンになった身としては、世界的な人気スターへ昇り詰める喜びを彼らと味わってみたかったと多少は思う。
でも、彼らがメキメキと存在感を表してきた2016年前後は、妊娠→出産→産後うつでボロボロの時期。あの頃の自分にBTSを知る余裕なんてカケラもなかった。
今の彼らの存在、今の自分の状態がちょうど惹かれあったからこうしてファンになったのであって。
過去の自分はそのタイミングじゃなかった。ただ、それだけ。
どうして割とあっさり捉えているかと言うと、宝塚ファンだからだ。
宝塚歌劇団は今年で107周年!!
宝塚ができたその時から今この瞬間も観続けている人って、おそらく存在しない。
仮に107歳のファンの方がいたとしても、観劇の記憶が残るのは4、5歳くらいからだろうし。
出来立てホヤホヤの宝塚から観ていたかった!なんて不可能。だから「そんなもんだろう」とあっさりしてるんだと思う。
初々しい新人さんを発掘してずっと応援する!というタイプでもないから、デビュー当時のBTSを見ても多分ファンにはなっていなかった。
宝塚も、初舞台の頃からこのスターを応援していました!という人たちがたくさんいて、本当にすごいなあと思うんだけど。自分にはそういう欲求がない。
あの時から、
あと数年早ければ、
もっともっと長く…
その気持ちはとてもわかるけど、その時は出会うタイミングじゃなかっただけだから。
今の自分の内面や考え方と共鳴するから惹かれる。過去の自分はまた違った内面を持っていたから、その時には共鳴しなかった。
好きになったタイミングがベストタイミング!
ベストなタイミングを逃さないためにも「知らない世界をもっと見たい」「出会いたい!」という気持ちをいつも持っていたい。
いつから好きでも良いんやで。それがベストタイミングなんやでー!
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