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20代の時間もお金も好きに使えた頃より、今の方が旅したい。家族で色んな景色が見たい。

息子が「逃走中ごっこ」に夢中になっている間に、あっという間に読み終わった。

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益田ミリさんの「美しいものを見に行くツアーひとり参加」

あ、息子はいつもハンター役です。スーパーの駄菓子コーナーで買ったサングラスかけて。

昨日本屋さんでパッと目について買ったこの本。最初は記憶力の本を探していて、店員さんが「お探ししますよ」と言ってくださった間に目に飛び込んできたこの本。

表紙が二重になってて(黄色の後ろにチラリとピンクが見えてる)、本の中も所々にパステルカラーのカラフルなページがあって、それがすごく良かった。家に籠もることが良しとされている昨今、あまり鮮やかな色味を目にしていなかったんだと。

そして内容も、とっても楽しかった!わたしは若い頃旅嫌いで、それは旅に付随する煩雑なあれこれがすっごく嫌だったんだなとこの本で気づいた。

益田ミリさんがあらゆるツアーに参加して旅を楽しむ過程を読んでいると、別に個人手配=旅ではないんだと。

なんかわたし、旅行のハードルを勝手にあげていたわ。ツアーに参加して、面倒な手配は旅行会社にお願いして、現地に飛んで楽しんでいいんやん✈️

子供が生まれてから、「三人で旅行したい」と言いまくってきた。20代の時間もお金も好きに使えた頃より、今の方が旅したい。家族で色んな景色が見たい。世界中の美しいもの、雑多なもの、思い出をつくりたい。

普段から旅行に行っていなかった人間ですら、このパンデミック下では知らない世界の景色が見たくてたまらない。普段から海外の空気に触れることが当たり前だった人たちは、どれだけ寂しいことだろう。

いつか世界に出られる日が出たら。

家族で色んなツアーを回ろう。会社勤めの一般的な家庭では行ける回数も限られるだろうけど、自分たちのできる範囲で、いっぱい楽しもう。

素敵な本でした。


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