ドレミファソラシド

⚪︎月×日
久々に部署全体の飲み会があった。
職場の人との飲み会はどうしても仕事の話が入るから若干気分損ねる発言も飛び交っていたけれど、まあ全体的には陽気な楽しい会だった。

深夜0:30、解散して1人で歩く帰り道。
一般的にはもっと用心した方がいいよって言われるけれど、私は飲み会の帰り道にラジオを聞きながら夜道を歩く時間がすごい好き。
あと飲み会終わりはコーヒーを飲みたくなる派。コンビニのコーヒー&チロルチョコは最高だよね。
といいつつ今日はそのハピハピセットは買わずにそのまま帰宅。
家との間に大きな公園があるのだけど、そこを突っ切るのが一番の近道。歩く時間が好きと言いつつ近道できるならしたい…。
大きな公園なだけあって夜でも若者が踊ってたりスケボーしてたりしてるんだけど、今日も例に漏れずガラス張りを鏡にして踊っている若者たちがいた。

いつもとなんら変わりない光景だったから何も気にしていなかったんだけど、ん、、、いや、あれ…？
ラジオを聴くイヤホンの向こうに踊る若者たちから聞こえる音ではない音が聞こえる気がする。
ラジオを一回止める。
やっぱり何か聞こえる。
イヤホンを外す。
やっぱり聞こえる。なんだ？？

ドレミファソラシド
ドシラソファミレド

え音階！？なに！？と思ってキョロキョロしてたら
行ったり来たり走る人×4

…

…

………シャトルラン。
日付を超えて必死にシャトルランをやる4人
思わず3度見くらいしてしまいました。
文字通りの3度見。
走るならまだしもシャトルランは元気がすぎる。
シャトルランなんて言葉何年振りに思い出したかな、
ものすごい懐かしい響きだけど苦しい記憶も一緒に出てくるから複雑な感情。

中学生の時のシャトルラン最高記録は100回。
部活の顧問に100回超えたら云々っていわれて(大事なところは忘れちゃった)なんとかそのラインまで到達したけど到達したと同時にもう潔くやめた記憶。
我ながらいやもう少し頑張れたなら頑張ってみなよ、
って思うけどきっと当時は十分必死だったし限界だったはず。

なお、私は部活でたくさん走らされていたのが影響してか体を動かすのは好きだけど走るのだけはとても嫌いです。

そんな驚きや懐かしさや面白さを感じたいい夜でした。
歩くのって楽しいな