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その人の社交力を見抜くたった一つの質問

友達100人出来るかな?と義務教育で刷り込まれてきた日本国民からすると「友達いるのか?」というのは、なかなか頭の痛い問題である。

私の場合、ホントの友達が一人二人いればいいや、とは思うものの、友達100人作れるくらいの交友関係、社交力というのは生きていく上で大切な事でもあると思う。

世の中、ちょっと仲良くなると、変な壺を売ってきたり、「尊師に会って欲しい」とか言ってきたり、「友達だと思っていたのに!」と家のピンポンを鬼押し連打する、、なんてヤバい人間に出くわすものだ。

「この人、社会的信用がちゃんとある人なのだろうか?」と考えて、その人とお近付きになったり、仲良くなったりするのは、この魑魅魍魎とした世の中を生きて行く為には大切な術である。
もしそれが大切なパートナー選びとかなら尚の事だろう。

がしかし、面倒な人間関係にならない為の術というのは、これもまた多く人と接する事で見る目が養われるから、一筋縄ではいかない苦労がある。

私はある程度仲良くなって、もう一つ踏み出すかどうか迷った時、いつもさりげなくする質問がある。

それは、
「同じ誕生日の人、周りにいる?」
だ。

これが多い人は、結構な確率で交友関係も広いし、人間関係もしっかりしている。
逆に少ない人は、どこかコミ障というか、人間関係を先に進めると変な地雷が爆発して撤収を余儀なくされる事が多い。

「一人、二人あった事あるかな、、」というあやふやな解答ではなく、「中学校の時にあった○○ってヤツなんだけど、そいつがさあ」など、ある程度のバックグラウンドまで説明出来れば尚の事良い。

単純に考えて、誕生日とは365日分の一なので、一人でもいるという事は、その人には365人分の歴史がある、とも言える。
2人いれば730人、3人いれば1095人、出会ってきたと言える。

もちろん、あくまで確率なので、奇跡的に人生の中で出会ったたった3人が皆同じ誕生日だった、なんて事も確率としてはなくもない。
しかし、普通に考えれば、365分の一に出くわす、というのは、それなりに人に会ってきた事を証明する事実だろう。

断っておくが、人間関係というのは相性なので、こんな質問一つで「友達になる、ならない」を決めるなんて事、もちろん私もしない。
が、「この人、なんかヤバそうだな」とか頭の片隅にへばり付いているような怪しい人であれば、有効な質問だ。

そして、これも当たり前の前提ではあるが、たとえ「同じ誕生日の人に会ったことある」というのが多くても、誕生日記入する受付が仕事だったり、誕生日聞いて占う占い師だったりは、また別の話、である。

おわり

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