アダルトチルドレン③-1


今日もいい天気ですね〜
晴れてるだけで 心も明るくなりますね。

今日は、私が思う アダルトチルドレン克服のために必要なことについて書いていきます。

まとめると こんな感じです。

1.知識を身に付ける
2.体と心を整える
3.カウンセリングを受ける
4.人間関係の中で実践していく

それぞれ紹介していきます。
一個が長くなりすぎたので、タイトル分けて書いていきます。

1.知識を身に付ける

なぜアダルトチルドレンになったのか、自分はどういう思考回路を持っているのか、それがなぜ生きづらさに繋がっているのか が
わからなければ、対策が立てられません。

そのためにも、私は先輩たちが残してくれている本や動画でとにかく情報収集をしています。

アダルトチルドレン関連で参考になった本は、
前回も紹介した
・自分探しイズムさん アダルトチルドレンシリーズ
・岡田尊司さん 愛着障害シリーズ
あたりです。

動画は、
・樺沢紫苑先生
・橋本翔太さん
の動画をよく見ています。

色々勉強してきた中で思いましたが、
私たちって 自分の心、脳のこと 全然わかってないなと思います。
体のこと(医学)はテレビでも取り上げられるので割と一般的なんですけど…。

人間はどのようにして進化して生き延びてきたのか
そのなかで 何に幸福を感じるようになっているのか

とかですね。

最近読んだ
アンデシュ・ハンセンさんの「ストレス脳」で学んだことを紹介してみたいと思います。

そもそも人間は、デフォルトで幸せを感じて生きられるような作りにはなっていません。

人間の脳みその目的は、
「生存」「種の保存」です。
人間も動物ですからね。当たり前すぎて忘れがちです。

その生存のために必要な感情が「不安」です。
私たちが不安を感じやすいのは、ありとあらゆる危険から生き延びてきた優秀な遺伝子の末裔だからです。

だから、パニック発作や不安障害というのは、脳のバグではなく、むしろ「生存」を目的とした脳の不安を感じるレーダーの感度が良すぎるだけだそうです。

ちなみに、この不安を司る脳の部位は「扁桃体」です。
マインドフルネス瞑想や運動をすることで、働きを正常に戻すことができると言われています。


この本を読んで、自分の負の感情や歪んだ思考回路にも、何かしらの意味があるのではないかと思うようになりました。

大人になった今では、自分の意見が言えず周りに迎合するこの性質が生きづらさにつながっていますが、
幼少期の自分にとっては それが唯一の生存の道だったのだと思います。

実際には生存云々ほどの深刻さではなかったのでしょうが、子どもにとってはそれほど深刻だったのでしょう。

今の思考回路は、歪んだ家庭環境で自分を守るために作られたものです。
生き延びるためだったんだから しょうがないんですよね。自分の責任ではありません。


しかし これも多くの本に書いてありますが、
子ども時代に転んだのは自分の責任ではないですが、大人になってから立ち上がるのは自分の責任 だそうです。

何も悪くないのに 人生が勝手にハードモードに設定されて、それを自己責任でクリアしていけと言われる。

理不尽ですよね。でも ハードモードを嘆いているだけでは幸せにはなれない。誰も代わりに解決してはくれない。
ひたすら地道に努力してレベルを上げて たまに大ダメージ受けて挫折して 自分で回復魔法かけてまた立ち上がる の繰り返しです。

この過程に何の意味があるのかは、また別の記事にまとめたいと思っています。
それが アダルトチルドレンに関して私が1番伝えたいことでもあります。



そして、これは「生存」のために不安を感じる脳の仕組みに関する話でしたが、
人間が何に幸せを感じるか も、生き延びてきた歴史を勉強してきた中で見えてきました。

それは「種の保存」につながること です。
つまり、人との関わり です。

私たちは、人とのつながりやスキンシップを通して、脳内で「オキシトシン」という愛情ホルモンが出ます。
おさるさんが 毛づくろいするときにも同じホルモンが出るらしいです。
おさるは人間の祖先ですからね。

そして この「オキシトシン」がめちゃくちゃ大事なんです。
外界のストレスや不安から守ってくれたり、人との絆を維持するのに必要だったり。

※参考文献
樺沢紫苑 3つの幸福
岡田尊司 死に至る病


大昔から人間はそもそも 群れで暮らしてきました。単体で生きてたら、食材の確保も出来ないし獣に襲われるリスクも上がる。
生き残るためにも、人とのつながりが必須だったのです。

孤独=生存の可能性下げる=マイナス
人とのつながり=生存の可能性 種の保存の可能性も上がる=プラス

プラスの行動が増えるように、生き残っていけるように、それにつながるものには 幸福や快感を感じるように 人間はできているんですね。

ちなみにこのオキシトシン ペットとの交流や、モフモフしたものを触るだけでも出るらしいです。
私もよく犬の動画とか観てます。
だから アニマルセラピーとかあるのかもしれませんね。


でも 今の時代、「人とのつながりが面倒」と言う人が増えたり、生涯独身率も上がり続けていますよね。
それが 本当に心からの言葉で、その人の幸せにつながるのなら、それでもいいと思うんです。

ですが、本当は 人とのつながりを望んでいるのに、それがうまくできないから 惨めな気持ちを味わいたくないから 合理化して
見ないようにしているのなら、
それは 本当の幸せにはつながらないのではないでしょうか。
ソースは私です。

ほんとは 人と深く仲良くなりたいし、結婚もしてみたい
傷つくかもしれないし うまく出来ないかもしれないけど、諦めたくないんですよね。

だって 人間の本能としてそれを望むように作られているんだから。
「1人でいい」と言う人は、本能を裏切らざるを得ないほどの何かを抱えている と誰かが言っていました。

人とのつながり あきらめないでいたいですね。


あー また長くなってしまった
結局何が言いたいかと言うと、
「アダルトチルドレンは生き延びるために作られた思考回路」
「人間は生存のために進化しているので、不安や負の感情は自分を守るため
そして 人とのつながりで幸せを感じるようにできている」

ということです。

次回は体と心を整えることについて書きます。
更新頻度でゴールデンウィーク暇なのがバレてしまいますね!
それでは

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