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2024年になってもう3ヶ月目ですが。。
2023年に行った美術展を振り返ってみました。
34件。結構行ったような、もっと行きたかったような。
京都もちょっと行ったし、まあ、出来るだけ行きました!

●2023年に行った美術展↓

01)大竹伸朗展/国立近代美術館
02)京都・智積院の名宝/サントリー美術館
03)DOMANI・明日展/国立新美術館
04)佐伯祐三 ―自画像としての風景/東京ステーションギャラリー
05)アンディ・ウォーホル・キョウト/京セラ美術館
06)狩野永徳筆 国宝障壁画/大徳寺 聚光院
07)エゴン・シーレ展/東京都美術館
08)クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ/東京都現代美術館
09)六本木クロッシング2022展:往来オーライ!/森美術館
10)SKY GALLERY EXHIBITION SERIES vol.5 『目 [mé]』/渋谷スクランブルスクエア
11)ルーブル美術館展愛を描く/国立新美術館
12)マリー・ローランサンとモード/bunkamuraザ・ミュージアム
13)真鍋大度個展 EXPERIMENT/清春芸術村 安藤忠雄 光の美術館
14)国宝・燕子花図屏風/根津美術館
15)ダムタイプ|2022: remap/アーティゾン美術館
16)重要文化財の秘密/国立近代美術館
17)現代アートの国語・算数・理科・社会/森美術館
18)テート美術館展 光/国立新美術館
19)ガウディとサグラダ・ファミリア展/東京国立近代美術館
20)ABSTRAVTION 抽象絵画の覚醒と展開/アーティゾン美術館
21)マティス展/東京都美術館
22)古代メキシコーマヤ、アステカ、テオティワカン/東京国立博物館平成館
23)ソール・ライターの原点、ニューヨークの色/渋谷ヒカリエ9階ヒカリエホールA
24)日本画に挑んだ精鋭たち―菱田春草、上村松園、川端龍子から松尾敏男へ―/山種美術館
25)ジャムセッション石橋財団コレクション×山口晃 ここへきてやむに止まれぬサンサシオン/アーティゾン美術館
26)激動の時代 幕末明治の絵師たち/サントリー美術館
27)モネ連作の情景/上野の森美術館
28)やまと絵ー受け継がれる王朝の美ー/東京国立博物館平成館
29)ゴッホと静物画/SOMPO美術館
30)葛飾応為「吉原格子先之図」ー肉筆画の魅力/太田記念美術館
31)TOKYO ART BOOK fair/東京都現代美術館
32)永遠の都ー世界遺産ローマ展/東京都美術館
33)パリ ポンピドゥーセンター キュビスム展/国立西洋美術館
34)大巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎ/国立新美術館

●2023年で一番グッと来たのは?

古代文明も、古典絵画も、日本の芸術も、近代絵画も、ファッションも、抽象も、現代アートも。さまざまな展示会があって、それぞれに興味深いところがあったし、「これは絶対見逃してはいけないヤツだった!」と思われるものもありました。
で、それらを振り返って一番思った事は。

「非現実世界の中の体感」にグッときちゃったな~、ということです。

それは一体どういうこと?って感じですが、
まず最も心に残った私の第一位を挙げると、
大巻伸嗣さんの「真空のゆらぎ Interface of Being」です。

(展示会HPより)

そこにある実際のモノと、自分をとりまく空間(空気、音、光)から、すっごく実感してしまったのです。
人間の根源性のようなものを。

特にこれ↓

《Liminal Air Space—Time 真空のゆらぎ》

ひっろーい黒い空間に、向こう側からファ~っと風が吹いていて、
うっすーい透明感がある柔らかい布が、フワっフワしてるんです。
波のように。ランダムに。
その動くさまが、ほんとうに自然の海のようで。

「何時間でも見ていられる…」と思いました。
ほんと、海を眺めている時のような。
いや、もっと超自然というか、現実味が薄くて、夢の中にいるような。
そんな気持ちでした。

ぼーっと眺めていると、次第に思考が自分の内側へす~っと持っていかれ、考えているような、ただ何かを思い出しているような感覚に陥りました。

光と闇とリズムが、時代も場所も超え、自分の存在さえ超えたような、境界があやふやで溶ける、、、、そんなとんでもない心地良さでした。

●まとめ

「大徳寺の狩野永徳」も「エゴン・シーレ展」も「マティス展」も「ソール・ライター展」も「やまと絵展」も「キュビスム展」も、めちゃくちゃ感動したんですけど、

最後になんだか、体感モノが刺さりました。
(体感モノといっても、最近よくある没入型のアレは全く刺さりません)

いい栄養もらったな~と思います。
2024年も色々観に行くぞ~#

#美術展 #大巻伸嗣 #国立新美術館 #インスタレーション #2023年

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