見出し画像

社員の好きなように働いてもらえばいい

社員の仕事ぶりをみていて「こうしたほうが効率がいいのに」と歯痒い思いをすることがあります(方法を知らない場合は教えるだけなので、そんな風には思いません。仕事の方法ではなく、力点を置くところの話です)。

労働時間も短くなって本人も楽になるのにとか、早く対応できるから顧客満足度を上げられるのにとか、その結果、利益が増えれば給料も上げられるのに、などと考えるとなおさらです。

でも、冷静になって考えると「それでもいいか」と思えたりします。その社員は何よりも、自分のやりかたで気分よく仕事をしたいのでしょうし、顧客満足度も常に満点である必要はなく、ここぞというときに期待以上の仕事をするほうが大事でしょう。

どうしたらよりよくなるかを常に考えてしまうけれど、スタートアップみたいに巨額の投資を受けている責任があったり、上場を目指すといった目標があったりしないので、そもそも、最善を追求する必要なんてなかった(笑)

優先順位の付け方が違うだけで真面目にやっているのだから、大きな問題はないはず。死守したい案件や重要な局面だけ、自分が管理できていれば十分です。

社員のモチベーションを下げないように言い方を工夫したりタイミングをはかったりしながら細かいことを話して、話した後も「あれでよかったんだろうか」と考えたりして、まるっきり一人相撲でした。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?