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古今集巻第十一 恋歌一 516番

題しらず

よみ人しらず

よひよひに枕さだめむ方もなしいかにねし夜かゆめに見えけむ


題しらず
よみ人しらず
毎日宵になって枕の向きを決められない、どうやって寝た夜があの人に夢で逢えたのだったか

ある方角に枕を置いて寝ると恋しい人に夢で逢えると考えられていたそうです。夢で逢えたのは、どの方角だったかなあと、半ば真剣に、半ばちょっと冗談を言っています。

#古今集 , #恋歌一 , #枕 , #夢

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