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古今集 巻第六 冬歌 340番

寛平御時きさいの宮の歌合の歌

よみ人しらず

雪ふりて年のくれぬる時にこそつひにもみぢぬ松も見えけれ

寛平の御時の后の宮の歌合せの歌
よみ人しらず
雪が降って年が暮れてしまう時だからこそ、終わりまで色が変わらない松も見ばえするものだ

 年末になって雪も降ると、少し前までは紅葉が美しかったが、それも今は全て散ってしまった。そんな時には、常磐の松がとても美しい、と言っています。

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