古今集 巻第五 秋歌下 278番
是貞のみこの家の歌合のうた
よみ人しらず
いろかはる秋の菊をばひととせにふたたびにほふ花とこそ見れ
是貞親王の家の歌合の歌
よみ人知らず
色が変わる秋の白菊は、一年のうちに再び咲き香る花のようだ
白菊の花は咲いているうちに薄紅色になり、さらに薄紫色に変わることを「ふたたび匂う花」と言っています。匂うとは主に色や見た目がきれいだと言うことです。
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