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古今集巻第八 離別歌 384番

おとはの山のほとりにて、人をわかるとてよめる

つらゆき

おとは山こだかくなきて郭公君が別れをおしむべらなり

音羽山のほとりで、人を送って別れるということで詠んだ歌
紀貫之
音羽山の木々の高いところで、声高く鳴いたほととぎすは、君との別れを惜しんでいるようだ

音羽山は清水寺の裏の山で、ここを越えると都は見えなくなります。郭公(ほととぎす)が鳴いているので初夏なのだと思います。

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