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古今集巻第十二 恋歌二 573番

題しらず

紀のつらゆき

世とともに流れてぞいく涙川冬もこほらぬみなわなりけり


題知らず
紀貫之
この世で過ごす時間とともに流れていく涙の川は、冬でも凍らない水の泡なのだ

「みなわ」は水泡。流れる水は冬でも凍らない、わたしの涙はまさにそれだ、恋に苦しんでいつも流れているのだと言っています。

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