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古今集巻第十二 恋歌二 579番

題しらず

つらゆき

さ月山こずゑをたかみ郭公なくねそらなる恋もするかな


題知らず
紀貫之
美しい五月の山は梢が高いので、ほととぎすが鳴く声は空高い、その空のようにわたしの心がうつろになる恋をしてしまった

「皐月山梢を高み郭公鳴く音空なる恋もするかな」です。前半は「音」にかかる序詞です。

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